柿平

かきだいら
Kakidaira

　林に囲まれた棒線駅で、ホーム上にはプレハブの小さな待合室が置かれています。もちろん無人駅で、簡易駅舎さえ設置されていません。

　川のせせらぎと虫の鳴き声が駅を覆います。ホームからは人家が見えませんが、ホーム豊橋方を横断する踏切近くからは人家が見え、少しほっとします。

　正確な数字は把握していませんが、飯田線の中でも乗降客数は非常に少ない部類に入るはずです。このため、普通列車の中には通過する便もあります。

停車列車　[2009年5月現在]

　特急は停車しません。また、一部の普通列車も通過します。

• 普通　三河槇原 ← 柿平 → 三河川合

駅名の由来

　確認中。

歴史

　鳳来寺鉄道開通後に設けられた駅です。

• 【1923年2月1日】　鳳来寺鉄道によって長篠（現、大海）－三河川合が開通しますが、この時点では駅未設置。
• 【1929年5月5日】　「柿平」停留場が開業。
• 【1943年7月31日】　国有化に際して「柿平」停留場がこの日かぎりで廃止。
• 【1950年2月15日】　国鉄飯田線の旅客駅として「柿平」駅が開業（実態は復活）。あわせて、旅客取扱区間を制限（東海道本線浜松名古屋間、飯田線、中央線上諏訪塩尻間各停車場及び篠ノ井線松本停車場に発着）。
• 【1952年12月1日】　この日かぎりで旅客取扱区間制限を廃止。
• 【1987年4月1日】　国鉄の分割民営化に伴い、JR東海の駅となります。

周辺の見どころ

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