豊川が形成した河岸段丘の途中に設けられている駅です。
片面ホーム1面1線のみの棒線駅で、当然のように無人化されていますが、かつて使われていた対向ホームがそのまま残っています。
狭いホームは非常にきれいに清掃されているほか、旧対向ホーム跡も含めて植え込みがきちんと整備されているのが目を引きます。
現在の簡易駅舎は1997年12月24日に使用開始されたもので、白壁に石垣の城をイメージしたものです。長篠城の知名度自体は高いものの、この駅を起点とした観光需要が特に高いとも思いませんが、駅のイメージ造りにひと役買っているとはいえるでしょう。
駅前には少し広いスペースが設けられていますが、国道からは少し離れたところにあるため、静かです。駅直近には個人商店が数戸ありますが、基本的には農家が集まっています。
特急は停車しません。
長篠城趾が近いことに由来します。
鳳来寺鉄道開通後に設けられた駅です。
駅から西へ、徒歩8分。長篠城趾に関する各種史料を展示。210円、火休。
【URL】http://www.city.shinshiro.aichi.jp/index.cfm/1,3136,118,664,html
2009年9月17日
ご意見、ご感想などは、脇坂健までお願いいたします。
Copyright ©1999-2009 Wakisaka Ken. All Rights Reserved.