2面3線から成る地平駅で、平地の中にある集落の玄関という雰囲気の駅で、簡易委託が行われています。駅本屋は上り線側にあり、下り島式ホームとの間は跨線橋で連絡しています。また、下り線の外側には貨物ホームと屋根があります。
駅舎は木造の大柄なもので、4本の太い柱と迫力ある張り出しに特徴があります。
堂々とした玄関の軒下には、木製の表札がひっそりと掲げられています。参宮線山田上口駅などとは異なるオーソドックスな書体で、正統派の駅看板といえましょうか。
駅本屋と接している上りホームにはしっかりした屋根がありますが、下りの島式ホームにはごく短い屋根が設けられているのみです。
立派な屋根を備えた貨物ホームの跡にはまだレールが残されており、草むすこともなくきれいに整備されています。側線として現在でも利用されているのでしょうか。
周囲は住宅地となっており、私が下車したときにはラテン系の言語(ポルトガル語?)を話す若者が駅にたむろしていました。駅正面には、「シグナル」という名の喫茶店がありますが、商店が密集しているというわけではありません。駅から離れたところには工場が立地しています。
確認中。
参宮鉄道が津から宮川まで開通した際に設置された駅です。貨物営業は国鉄末期の1986年10月末かぎりで廃止されています。
コメント準備中。
【津高茶屋郵便局】駅からすぐ。未訪。
2006年1月23日
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