対向式ホーム2面2線から成る地平駅です。駅舎は立派なものですが、無人化されており、駅本屋と反対側の上りホームからも、直接道路に出ることができます(跨線橋も設けられています)。駅舎は板張りが目立つ木造のもので、駅の前に大きな木が建つなど、ローカル駅らしい光景が見られます。
かつては貨物の取扱もあり、下り線の多気側にあるユニチカの工場まで専用線が延びていました。現在では宅地になっている部分があるなど、時代の流れを感じます。
小俣町役場の最寄り駅で、駅周辺には住宅が多く並んでいます。
確認中。
参宮鉄道が最初に開通させた区間の終端として開業し、1897年11月11日に山田(現・伊勢市)へ延伸されるまではこの駅が終着駅でした。長らく、セメント会社の専用線に発着する貨物列車を取り扱っていましたが、国鉄末期の1986年3月末かぎりで廃止されています。
上りホームからすぐ。コメント準備中。
【小俣郵便局】駅から北東へ、徒歩6分。未訪。
2005年8月16日
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