尾西線の終着駅ですが、一面一線で来た列車がそのまま折り返す仕様になっています。
片面ホームと無人駅仕様の駅舎から成る地平駅で、駅集中管理システムにより遠隔管理されています(管理駅は名鉄一宮)。無人駅仕様の駅舎があるのみですが、スロープが整備されバリアフリーに対応しています。なお、駅集中管理システム導入以前は駅舎そのものがありませんでした。
駅前一帯は駐輪場と成っているほか、一宮方には使われていないスペースがあります。かつて貨物を扱っていた名残でしょうか。
尾西線はこの先も木曽川に沿って木曽川橋付近まで進み、木曽川橋にて徒歩連絡にて岐阜県内へアクセス可能でしたが、名岐線(現在の名古屋本線)全通によって尾西線経由のアクセスはその意味を失い、戦時中に休止されて復活することなく廃止になっています。
玉ノ井の地名は、駅からほど近い場所にある加茂神社境内から湧出する清水が「玉ノ井」と呼ばれ、それが集落名として定着したことによります。
確認中。
2010年3月26日、写真を追加のうえ加筆修正