JRから北へと分岐するように進み、工場と住宅が混在する一角に入るようになると、ほどなく大津町駅となります。
相対式ホーム2面2線から成る交換可能駅で、両ホームの間は電鉄出雲市方にある構内踏切で連絡しています。駅本屋側(東側)が1線スルー化されており、列車交換を行う場合以外は、列車は基本的に駅本屋側のみを使用しています。かつては島式ホームになっていたようですが[1]、いつ改造されたのかは未確認です。
新しい駅舎は、コンパクトな鉄筋平屋建てながら、緩やかなカーブを描く天井が重なるような形状で、ソフトな印象を与えるものです。ベンチなどはすべて木製で、ここに腰掛けると、頭上にゆったりしたスペースが確保されており、ゆとりを感じられます。
駅の玄関正面には、パークアンドライド用の駐車場と駐輪場が整備されており、ゆったりした敷地が整備されています。
停車列車 [2010年12月現在]
全列車が停車します。
- 特急 電鉄出雲市 ← 大津町 → 川跡
- 急行 出雲科学館パークタウン前 ← 大津町 → 川跡
- 普通 出雲科学館パークタウン前 ← 大津町 → 武志
乗り場
番線表示は確認できませんでした。
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1914年4月29日】 一畑軽便鉄道によって出雲今市-雲州平田間が開通し、「大津町」駅として開業。
- 【2002年12月】 駅舎改築。
- 【2006年4月1日】 一畑電気鉄道の持株会社化に伴い、鉄道事業は一畑電車が継承、同社の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。
その他
- 駅舎は、2003年度「しまね景観賞民間建築部門奨励賞」を受賞。
- 今井琢磨「一畑電気鉄道」『鉄道ピクトリアル』電気車研究会、No.493(1988年臨時増刊号)、119ページ記載の配線図による。