紀勢本線と参宮線の分岐駅です。しかし、紀勢本線へ向かう普通列車の本数はごく少なく、特急「南紀」を除けば、参宮線方面が本線、紀勢本線の新宮方面が支線のような運転形態になっています。
運転上の要衝になっていることもあり、この駅で長時間停車する普通列車が多く設定されています。また、駅近くの工場へ専用線が延びており、列車が頻繁に行き来しているわけではないものの、静けさと動きが同居した、不思議な駅になっています。
駅周辺はひっそりとしています。多気町の中心部は、紀勢本線でひとつ先の相可付近で、多気駅前には小ぶりな商店街があるのみです。
停車列車 [2011年1月現在]
特急以下、全列車が停車します。
乗り場
西側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線…となります。
- 1.紀勢本線上り 津、亀山方面
- 2.紀勢本線上り 津、亀山方面
- 3.紀勢本線下り 尾鷲、新宮方面/参宮線下り 伊勢市、鳥羽方面
- 4.紀勢本線下り 尾鷲、新宮方面/参宮線下り 伊勢市、鳥羽方面
駅名の由来
確認中。
歴史
駅名が二回変わっています。
- 【1893年12月31日】 参宮鉄道によって津-相可(現、多気)-宮川間が開通した際、(旧)相可駅開業。
- 【1907年10月1日】 参宮鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省帝国鉄道庁)の駅となります。
- 【1923年3月20日】 それまでの相可駅を「相可口」と改称。また、紀勢東線の相可口-栃原間が開通し、参宮線(当時は亀山-鳥羽間)と紀勢東線(相可口-栃原間)の分岐駅となります。なお同日、新たな相可駅が相可口-佐奈間に設置されます(現在の相可駅)。
- 【1959年7月15日】 駅名を相可口から「多気」と改称。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東海およびJR貨物の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。