和白

西鉄貝塚線とJR香椎線の連絡駅です。現在では2社の連絡駅ですが、西鉄貝塚線もJR香椎線もその前身は博多湾鉄道汽船であり、西鉄が成立したのちの1944年5月に香椎線が国有化されたという経緯があります。路線としては、現在のJR香椎線のほうが先輩にあたります。このような関係ですが、現在では駅構内は完全に分離されており、乗り換えの際にもいったん駅の外に出る必要があります。

相対式ホーム2面2線から成る交換可能駅で、上りホーム側（JR香椎線側）に駅舎があり、下りホームとの間は構内踏切で連絡しています。駅から外に出るには、コの字を描くようにJR和白駅を迂回して東側に回るか、西側へ踏切を渡るしかありません。民家や商店は東側に集中しており、人の行き来も盛んです。

なお、駅の西側には博多湾が近くに迫っていますが、車窓からは海はうかがえません。