由利高原鉄道が分岐

羽後本荘

うごほんじょう
Ugohonjō
羽後本荘駅
羽後本荘駅駅舎。2012年10月21日

ホーム内に待合室

羽後本荘駅ホーム
写真1羽後本荘駅ホーム。2012年10月21日

由利本荘市の玄関口にあたる駅で、羽越本線と、第3セクターの由利高原鉄道が分岐する駅です。島式ホーム2面4線から成り、このうち一番東側の乗り場は由利高原鉄道が使用、残りの2面3線をJRが使用しています。駅本屋は西側地平にあり、ホームとの間は跨線橋で連絡しています。ホーム上には待合室があります。

2つの改札口が別々に

羽後本荘駅出口
写真2羽後本荘駅出口。2012年10月21日

ホームから駅本屋に移動すると、JRと由利高原鉄道の改札口がそれぞれあります。

自動改札機が稼働

羽後本荘駅JR改札口
写真3羽後本荘駅JR改札口。自動改札機が入っています。2012年10月21日

改札口には自動改札機が導入されています。「みどりの窓口」のほかにびゅうプラザもあり、地域の営業拠点としての設備を整えています。

なお、由利高原鉄道の出札窓口兼改札口は、駅舎内の別の位置に設けられています。構内に入ってしまえば中間改札などはないため、乗り換えの際には、特に意識することなくそのまま次の列車に乗ることになります。

しっかりした待合室

羽後本荘駅待合室
写真4羽後本荘駅待合室。2012年10月21日

冬の寒さが厳しい地域であることもあって、コンコースからさらに扉で仕切られた待合室が用意されています。列車の利用客用の設備ですが、実際には地元住民が待ち合わせや送迎待ちなどに利用するケースも多いようです。待合室の奥にはキヨスクがあります。

駅舎は横長のしっかりしたもの

羽後本荘駅外観
写真5羽後本荘駅外観。2012年10月21日

駅舎は鉄筋平屋建てのようですが、正面から向かって左側の事務室部分は2階建てになっているかもしれません(未確認)。直線を組み合わせつつも傾斜をも織り交ぜた、いささか実験的なデザインになっています。軒が大きく、また幅広に設けられているため、雨天の際にも移動が容易になっています。

市街地は駅から西側に

羽後本荘駅駅前広場
写真6羽後本荘駅駅前広場。2012年10月21日

駅前広場はロータリーになっており、タクシーが常駐しています。本荘の中心部は駅から少し西へ進んだところにあり、駅前自体は比較的静かです。

新聞報道によると、東西自由通路を併設した橋上駅舎に改築され、東口に駅前広場が整備される予定とのことです[1]

停車列車 [2020年4月現在]

特急「いなほ」が停車します。

乗り場

西側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線、3番線となります。4番線は由利高原鉄道が使用しています。

  • 1.羽越本線下り 秋田方面
  • 2.羽越本線上り 酒田、新潟方面
  • 3.羽越本線下り 秋田方面/羽越本線上り 酒田、新潟方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1922年(大正11年)6月30日
国有鉄道(鉄道省)陸羽西線の象潟-羽後本荘間が開業し、羽後本荘駅開業。
1922年(大正11年)10月16日
国有鉄道(鉄道省)陸羽西線の羽後本荘-羽後岩谷間が開業し、中間駅となります。
1985年(昭和60年)10月1日
国鉄矢島線(羽後本荘-矢島間、第1次特定地方交通線指定)が由利高原鉄道に転換、接続駅となります。
1986年(昭和61年)10月31日
この日限りで貨物営業廃止、秋田操車場(現、秋田貨物駅)に集約。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

その他

  • 「東北の駅百選」(国土交通省東北運輸局)選定駅。
  1. 秋田魁新報「羽後本荘駅、東西通路の設計着手へ 駅舎建て替え、東口に広場も(2016年2月23日)。※2020年4月9日現在リンク切れ

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