ホーム両端が空港ターミナルに直結
羽田空港第1・2ターミナル
はねだくうこうだいいち・だいにたーみなる
Hanedakūkōdaiichi-dainiterminal
島式ホーム1面2線から成る、羽田空港直下にある駅です。西側にある第1旅客ターミナルと、東側にある第2旅客ターミナルにまたがるように位置しており、西口を出ると第1旅客ターミナル、東口を出ると第2旅客ターミナルに出られます。
ホーム上では、赤い矢印(赤は、日本航空のコーポレートカラー)で第1旅客ターミナル、青い矢印(青は、全日空のコーポレートカラー)で第2旅客ターミナルへの方向を示しています。両旅客ターミナルが、日本航空系と全日空系で事実上分離されていることから、カラーリングによるガイドにしているわけです。
ホームは地下3階にあり、コンコースおよび改札は、西口、東口ともに地下2階にあります。コンコースの改札外には、駅のホームと平行する形で両改札を連絡するムービングウォークが設置されていますが、両ターミナル間の移動には連絡バスのほうが便利であり、間違えて異なる改札を出てしまった人への救済施設とみてよいでしょう。
停車列車 [2010年10月現在]
終着駅なので当然ですが、エアポート快特以下、全ての列車が停車します。
歴史
現在の羽田空港旅客ターミナルビル(ビッグバード)が供用を開始したのに伴って設置されました。それまで「羽田」を称していた駅は、同時に天空橋と改称され、現在にいたっています。
なお、京急に「羽田空港」という駅が最初に登場したのは1956年4月ですが、この駅は穴守橋の南西側、すなわち海老取川の西側にあり、当時の空港線は、とても空港アクセス路線と呼べるものではありませんでした。羽田空港拡張工事に伴い、1991年1月に穴守稲荷-羽田空港が休止され、同駅は羽田(現・天空橋)まで開業した際にも復活することなく、そのまま姿を消しています。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1998年(平成10年)11月18日
- 羽田空港旅客ターミナルビル供用開始に伴い、「羽田空港」駅開業。
- 2010年(平成22年)10月21日
- 羽田空港国際線ターミナル駅開業に伴い、駅名を「羽田空港国内線ターミナル」に変更。
- 2020年(令和2年)3月14日
- 駅名を「羽田空港第1・2ターミナル」に変更[1]。
その他
- 第4回「関東の駅百選」(国土交通省関東運輸局)選定駅。