ここから先は三陸鉄道
八戸線の列車は、久慈の市街地が見えてくると線路を再び内陸側へ向け、久慈川を渡るとほどなく終着の久慈駅に到着します。
ここから先の区間は、国鉄から第3セクター鉄道へ転換された第1号として知られる、三陸鉄道が運営する区間となります。
2019年10月13日の台風19号に伴う水害のため、八戸線は階上-久慈間が運休となっています。(2019年10月19日現在)
八戸線の列車は、久慈の市街地が見えてくると線路を再び内陸側へ向け、久慈川を渡るとほどなく終着の久慈駅に到着します。
ここから先の区間は、国鉄から第3セクター鉄道へ転換された第1号として知られる、三陸鉄道が運営する区間となります。
島式ホーム1面2線から成ります。前述のとおり三陸鉄道との接続駅であるため、構内は広いのですが、実際には車両基地や輸送司令所を擁する三陸鉄道のほうがエリアは広くなっています。
線路の先にある構内踏切で改札口方面へと連絡しています。
駅舎はRC造2階建の機能的なつくりになっていますが、ホーム側の面には軒がせり出しており、改札口の内側を通ることが可能です。なお、2013年にリニューアルされています。
ホームの八戸方には跨線橋がありますが、この先を右に行くと三陸鉄道ホーム、左に行くと三陸鉄道改札口へつながっています。JRと三陸鉄道を乗り継ぐ際にはこちらを通ることになりますが、JRのみを利用する場合、または乗り継ぎ時間が充分に長い場合は、こちらを使わず構内踏切経由でJR改札口へ向かうことになります。
改札口は出札窓口(「みどりの窓口」)と一体化したものですが、1日の列車本数が9往復と多くないことを考えれば、この設備でも充分でしょう。このほか、タッチパネル式の自動券売機があります。なお、久慈駅前から二戸へ向かう東北新幹線連絡のJRバスが発着していますが、出札窓口ではJRバスの乗車券は販売していません。
待合室はかなり広く、椅子も列車の本数から考えてかなり多めに用意されています。売店と立ち食いそば屋がありますが、この立ち食いそば屋はメニューを色とりどりの短冊に並べてびっしりと書き連ねており、その存在感は強烈です。質実剛健な印象を与える、三鉄久慈駅内のそば屋とは好対照をなしています。
駅舎の床面は駅前広場よりも高いところにあるため、階段を上り下りします。駅舎の回りはぐるりと渡り廊下のようになっており、軒がせり出ていることから、待ち合わせなどにも使えそうです。
かつてはJRバス東北の出札窓口がありましたが、現在では閉鎖されています。なお、三陸鉄道の駅舎は、JR駅舎の北側に位置しています。
駅前には自動車が何十台と駐車できる大きなスペースが確保されていますが、どちらかといえばがらんとした印象があります。駅前には、歴史を感じさせるビルが多く立っています。
久慈は、世界有数のコハクの産地として知られています。2013年にNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となったことから観光客が急増した地でもあり、放送終了後も訪れる人は継続的にいるとのことです。
西側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線となります。
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