西鉄天神大牟田線との交差部分、高架上に設けられた駅です。
国鉄甘木線時代の西鉄小郡駅は、街外れというわけではないにせよ、西鉄甘木駅とは大きく離れたところにありました。国鉄にすれば西鉄との連絡を考慮しないのは当然だったのかもしれませんが、第3セクター鉄道として再出発売する甘木鉄道にとっては福岡方面への利用は西鉄でもJRでもかまわないわけで、このため甘木鉄道への転換の際、西鉄への乗り換えが便利な現在地に移転したというものです。
現行の駅は、西鉄小郡駅から300mほどの距離にあります。乗り換えは便利になった反面、ホームが高架上にあり階段の昇降はなかなか大変で、バリアフリーという概念が確立していなかった時代の設計であることがうかがえます。また、乗り換えには公道を通る必要があります。
駅は無人ですが、構内には飲食店が入っています。
なお、国鉄甘木線時代の小郡駅はやや西側、大分道をアンダークロスする部分に位置しており、2011年3月の時点で、当時のホームや屋根朽ち果てながらもそのまま残っています。ただし、旧駅跡地の外側にはマンションが建っており、道路など自由に出入りできるところから旧駅跡地へ入るのは困難なようです。
駅名の由来
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歴史
国鉄時代と同一の駅として記述します。
- 【1939年4月28日】 国営鉄道(鉄道省)甘木線の基山-甘木間が開業し、「筑後小郡」駅開業。
- 【1973年3月31日】 この日かぎりで貨物営業廃止。
- 【1986年4月1日】 国鉄甘木線(第1次特定地方交通線指定)が甘木鉄道に転換、同社の駅となります。この際甘木方に移転のうえ「小郡」と改称。
周辺の見どころ
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