地下1階に、2面2線の相対式ホームが設けられており、ホーム脇に上下線別々の改札口があり、階段で道路に通じるという、いたってシンプルな構造になっています。駅の出口はなかなかモダンなつくりで、正方形のタイルを組み合わせた直方体をベースに、円い窓を収めています。
上野と浅草の境界にあたる場所で、区画整理によって小寺院の多くが移転してしまいましたが、現在も小規模な個人住宅や低層マンションが多く残っており、生活感があります。講道館柔道発祥の地とされる永昌寺は、3番出口からすぐ。
駅名となっている「稲荷町」は、新住居表示によって無味乾燥な「東上野」となり、現在では駅名と交差点名に名を残すのみです。下谷神社が、江戸時代に下谷稲荷と呼ばれたことに由来しています。
乗り場
確認中。
駅名の由来
確認中。
歴史
東京地下鉄道が浅草―上野を開通させた際に開業した駅で、浅草、稲荷町、上野とともに、日本で最も古い地下鉄駅の1つです。駅構造物は基本的に開業当時のままですが、出入口は改修工事が行われてきれいになりました。
- 【1927年12月30日】 開業。
周辺の見どころ
永昌寺【未訪】
駅から北へ、徒歩1分、コメント準備中。 [Google Map] [Mapion]