御陵前駅では、上下ホームは千鳥式ではなく、相対式になっています。「御陵前」の駅名は、この駅が日本最大の古墳である大仙古墳(伝、仁徳天皇陵)の最寄り駅という理由だからでしょうが、この駅から歩くとたっぷり20分以上かかります。JR阪和線の三国ヶ丘駅または百舌鳥駅を利用するのが一般的でしょう。副名称として、駅名標には「(南宗寺前)」の表記があります。
綾ノ町からずっと続いてきた大道筋はここまでで、御陵前交差点の先で阪堺線は再び専用軌道となり、この先には併用軌道はありません。
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1912年4月1日】 開業。
周辺の見どころ
龍興山南宗寺
駅から東へ、徒歩3分。16世紀、三好長慶によってつくられた臨済禅寺で、千利休が侘び茶を完成させた地として知られています。現在の堂宇は大阪夏の陣後に再建されたもので、一部が戦禍にあったものの、仏殿や山門、唐門は江戸時代初期の様式をよく残しており、国指定重要文化財となっています。方丈の枯山水庭園(伝、古田織部)もみごと。境内には、徳川家康のものと伝わる墓、千利休一門の供養塔などがあり、堺の町衆文化を見続けてきた生き証人的存在といえます。大相撲ファンには、入幕後に急逝した元幕内龍興山の名の由来として知られています(龍興山関の所属した出羽海部屋が宿舎としていた由)。拝観料400円。 [Google Map] [Mapion]