駅前には静かながらも商店街が

安善

あんぜん
Anzen
安善駅
安善駅駅舎。2010年10月23日

島式ホーム1面2線

安善駅ホーム(奥は扇町方)
写真1安善駅ホーム(奥は扇町方)。2007年4月22日

浅野から続く臨海工業地域の中にある駅です。

旅客線は島式ホーム1面2線から成っています。

構内踏切で連絡

安善駅構内踏切
写真2安善駅構内踏切。2007年4月22日

駅本屋は北西側にあり、鶴見方にある構内踏切でホームと連絡しています。

駅のすぐ脇に踏切

安善駅を脇の踏切から見る
写真3安善駅を脇の踏切から見る。2007年4月22日

駅のすぐ西側(鶴見方)に南北を横断している踏切道路がありますが、一応横断禁止の掲示はあるものの、通らせないための措置は特に取られていないようです。

買収私鉄らしさを残す駅

安善駅ホームから駅舎を見る
写真4安善駅ホームから駅舎を見る。2007年4月22日

駅舎は木造モルタル平屋建てのシンプルなもので、相模線などにも見られる旧私鉄らしさを残すものです。

完全に無人化されています

安善駅駅舎内
写真5安善駅駅舎内。2010年10月23日

この駅も鶴見線の多くの駅と同様、窓口は板で覆われており、完全に無人化されています。

北側には小規模な商店街

安善駅正面右手
写真6安善駅正面右手。2007年4月22日

ホームの南側には貨物用の側線が広がっており、入替作業中の貨車をよく見かけます。

駅の北側には学校や住宅、中小企業の事務所などがあり、小規模ながら商店街が形成されており飲食店も立地しています。

南側は工場のみ

安善駅駅前
写真7安善駅駅前。2007年4月22日

一方、駅の南側は東京ガスの工場が広がっているほか、南東側には米国海軍貯油庫があり、ここから専用線を通じてタンク車が鶴見線を走っています。

乗り場

北側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.鶴見線下り 浜川崎、扇町、大川方面
  • 2.鶴見線上り 浅野、鶴見方面

駅名の由来

駅名は、この地域の埋め立てを行った安田善治郎にちなみます。

歴史

鶴見臨港鉄道が旅客営業を開始した1930年10月に設置された駅です。開業当初は「安善通」と称しましたが、国有化された1943年7月1日に貨物駅「安善通」を統合し、現在の「安善」に改称されています。

なお、かつては安善から浜安善まで貨物線が分岐していましたが、国鉄末期の1986年11月1日に廃止され、現在では専用線となっています。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1930年(昭和5年)10月28日
開業。
1996年(平成8年)3月16日
大川支線の列車が武蔵白石を通過するようになり、実質的な分岐駅となります。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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