両ホームの間は跨線橋で連絡
三江線の運行上の拠点となっているのが石見川本駅で、108.1km全線のなかで、両端をのぞき唯一の有人駅(簡易委託駅を除く)となっています。
相対式ホーム2面2線から成り、上りホームが駅本屋と面しており、下りホームとの間は跨線橋で連絡しています。下りホームには待合室が設けられています。なお、江津駅を出てから32.6km、この駅が初めての列車交換可能駅です。このほか、上りホームの西側には側線が設けられています。
三江線の運行上の拠点となっているのが石見川本駅で、108.1km全線のなかで、両端をのぞき唯一の有人駅(簡易委託駅を除く)となっています。
相対式ホーム2面2線から成り、上りホームが駅本屋と面しており、下りホームとの間は跨線橋で連絡しています。下りホームには待合室が設けられています。なお、江津駅を出てから32.6km、この駅が初めての列車交換可能駅です。このほか、上りホームの西側には側線が設けられています。
運転上の拠点ということもあり、長時間停車をする列車が多く設定されています。例えば2015年10月現在、上り424D(三次9時57分発)を例に取ると、この列車は石見川本に12時9分に着き、列車番号を426Dと変えて13時43分に発車していきます。あまりにも停車時間が長いため、旅客は全員いったん車外に下ろされて扉は閉められ、乗務員はこの間昼休みを取る仕組みになっています。なお後述しますが、この時間帯は窓口は無人になっています。
駅舎内部はきれいに片付けられており、金属のラッチがあるなど国鉄末期標準といえる新しめの設備がそろっています。
窓口の営業時間は7時から17時40分までとなっていますが、実際には9時20分から13時30分まで(土日は15時45分まで)は、三江線内無人駅巡回のため不在となります。すなわち、実質的な営業時間は6割ぐらいしかない計算となります。しかし、巡回にあてられている時間は、昼休みを除いてたった3時間なので、数日かけて全体をまわるのでしょうか。
窓口閉鎖時間帯に駅を訪れた観光客を意識したためか、駅スタンプをすでに押印した紙が積まれていました。なお、左側にはかつて自動券売機が置かれていましたが、現在はシャッターが降りたままになっており、使われていないようです。
かなりしっかりしたつくりの待合室があり、かなりのベンチが用意されています。私が最初に訪れた(乗降ではない)ときにはキヨスクが営業していましたが、現在は撤退しており、単純な自動販売機設置スペースになっていました。
駅前にはゆったりしたスペースが設けられ、大型バスなども楽に転回できるようになっており、多くの自動車が出入りしても混乱はないでしょう。かつては中国JRバス川本本線の運行拠点として川本営業所が置かれていましたが、現在同社は川本地区から完全に撤退しています。
駅周辺はやや寂れた印象が拭えないものの、それでも現役で稼働している商店などが営業しており、また合同庁舎が立地していることもあって、町らしい一角をなしています。小規模な集落をつないでいるだけの三江線沿線の中では、随一の規模といってよいでしょう。
番線表示は確認できませんでした。駅本屋側が上りになります。
確認中。
詳細は確認中。
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