まっすぐな線路に片面ホーム
式敷駅を出ると、江川の北側を走る国道375号線とは対照的に、その南側を走るようになります。これは国道を利用できない人にとっては便がよいといえるいっぽう、人の流動が多い地域から外れた区間を通っているともいえそうです。その区間の最初の駅が、信木になります。
式敷駅を出ると、江川の北側を走る国道375号線とは対照的に、その南側を走るようになります。これは国道を利用できない人にとっては便がよいといえるいっぽう、人の流動が多い地域から外れた区間を通っているともいえそうです。その区間の最初の駅が、信木になります。
私が訪れたときには、ホームは舗装されているもののやや荒れており、鉄の柵も真っ赤に錆びているなど、放置されている印象が否定できない状態でした。それでもゴミの散乱などがなかったのは、地元の人による清掃がなされているためでしょうか。
ホームの中ほどに簡易な待合所があり、木製のベンチが据え付けられていますが、扉等はなく、待合室と呼べるものではありません。
ホームの外側は溝のようにくぼんでおり、ここにコンクリートの簡易な橋がかけられています。島式ホームとして運用することを想定していたのでしょうか。
橋の先は、畑の中を進んでいきます。私が訪れた時季には、畑と呼べる状態ではなく雑草が生い茂っていましたが、人の手は入っているので、離農地というわけではなく単に季節的なものと思われます。
坂を登り切ると、2車線のしっかりした道路に出ます。道路沿いには集落と呼べるかどうかは微妙ながら民家がぽつぽつと建ち並び、ときどき車も行き交います。もっとも、この道路から駅へのアプローチはとてもわかりやすいものではなく、存在感は非常に希薄に思えました。
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