西部区間唯一の有人駅

常北太田 【廃止】

じょうほくおおた Jōhokuōta
常北太田駅
▲常北太田駅駅舎《1998年3月30日撮影》

このページは、日立電鉄廃止前の情報をもとに記載しています。

ローカル線らしい風景が広がっていました

常北太田駅構内
【写真1】常北太田駅構内。《2004年3月28日撮影》

2面3線のほかに多くの側線が広がっており、ラッシュ時間帯以外はここで多くの電車が止まっていました。ホームの間は構内踏切で行き来していました。

駅舎は小ぶりなもの

常北太田駅1番ホーム
【写真2】常北太田駅1番ホーム。《2004年3月28日撮影》

駅舎は2つのホームから階段を降りた南側にありました。鉄筋2階建ての、事務所に近い雰囲気の駅舎で、駅よりも関連企業である日立電鉄観光のほうが大きくアピールされていました。それでも西側区間における唯一の有人駅で、駅員が常駐していました。

JRの常陸太田駅は道路を挟んで反対側に位置していました。

駅名の由来

「常北」は、同駅が常北電気鉄道(1944年8月13日に日立電鉄に改称)の手によって開業し、先行開業していた国有鉄道(旧太田鉄道)の常陸太田と区別するために付したものでしょう。

歴史

詳細は確認中。

1929年7月3日
常北電気鉄道の久慈浜-常北太田間が開業し、常北太田駅開業。
2005年3月31日
この日かぎりで日立電鉄全線廃止。

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