海水浴客目当ての季節営業駅

池の浦シーサイド

廃止
いけのうらしーさいど
Ikenouraseaside
池の浦シーサイド駅
池の浦シーサイド駅。2005年7月23日

夏季のみの営業

池の浦シーサイド駅ホーム(奥は鳥羽方)
写真1池の浦シーサイド駅ホーム(奥は鳥羽方)。2005年7月23日

池の浦海水浴場へのアクセス拠点として設置された臨時駅です。

海水浴やキャンプなどの利用客にターゲットを絞っており、夏季のみの営業となっています。

設備はとびきり質素

池の浦シーサイド駅ホーム(奥は多気方)
写真2池の浦シーサイド駅ホーム(奥は多気方)。2005年7月23日

ホームは片面1線のみで、海側に細いホームが設置されています。駅舎はもちろん、上屋も何もない駅です。

駅名標と並んで、JR東海標準型の時刻表がありましたが、プリンタで打ち出されただけの紙に時刻と日付が書かれているという代物でした。シーズンごとに紙を張り替えるだけで済ませているようです。

駅出口には小さな建物が

池の浦シーサイド駅出入口
写真3池の浦シーサイド駅出入口。2005年7月23日

ホームから階段を下りて地上に出ると、簡素なベンチと、臨時出札窓口に使われていると思われる小さな建物がありましたが、この建物はシャッターを閉めたままになっていました。オンシーズンだからこそ臨時駅に列車が停車するはずなのですが、下車した私以外には人の気配がまるでなし。天候が今ひとつよろしくなかったのも確かですが、繁忙期であっても人など配置しないようになってしまったのでしょうか。

海水浴場は少し離れて

池の浦シーサイド駅駅前
写真4池の浦シーサイド駅駅前。2005年7月23日

駅を出ると干潟が広がってはいますが、すぐ目の前が海水浴場というわけではないようで、駅のすぐ近くにあるのはただの廃屋です。池の浦海水浴場は、ホームから海を挟んで反対側に見えるホテルの、さらに奥になりますが、駅にはそれを示す案内なども特にありませんでした。

駅名の由来

確認中。

歴史

1989年に、7月16日から8月31日まで営業する臨時駅として開設されました。このときは当該期間のみの駅でしたが、翌1990年からは、常設の臨時乗降場となっています。営業を行う期間は年度によって異なりますが、春期に営業していた時期もありました。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1989年(平成元年)7月16日
開業。
2020年(令和2年)3月13日
この日限りで廃止[1]

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

マコンデ美術館【未訪】

 駅から西へ、徒歩3分。コメント準備中。

【URL】http://www2.ocn.ne.jp/%7Emakonde/

  1. 東海旅客鉄道 プレスリリース「2020年3月ダイヤ改正について (2019年12月13日)。

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