古い駅舎をきれいに使っています

上州七日市

じょうしゅうなのかいち
Joshunanokaichi
上州七日市駅
▲上州七日市駅駅舎《2005年10月30日撮影》
上州七日市駅駅舎内
【写真1】駅舎の内部は思ったより広い、というよりがらんとしています。《2005年10月30日撮影》

富岡市郊外の住宅に囲まれたところに設けられている、1面1線から成る駅です。それでも、木造モルタルの立派な駅舎を擁しており、構内が狭いながらもなかなかの存在感を示しています。駅舎は、正面から入るとやや高いところにコンコースを設けており、1階部分は駅員の詰所として使われているようです。横長の羽目板に板瓦という、ローカル駅によく見られる建材から成る駅舎の玄関には、控えめに「上州七日市駅」という表示があります。

上州七日市駅駅脇
【写真2】駅への出入口は正面だけではなく、脇からも乗り降りできます。《2005年10月30日撮影》

駅舎の中に入ると、全体的に白系統のトーンで塗り直され、明るい雰囲気になっています。出札窓口や待合室はゆったりしたスペースになっていますが、人がいないと寂しい雰囲気になります。

このほか、駅の脇からも外に出ることができますが、こちらは私道とも空き地ともつかない場所を通り、歩行者と自転車のみが通れる道路へ出ます。この道路は、線路の下をくぐって北側へ通じるため、駅舎と反対側の方角へ移動する際に用いられています。通路が自転車駐輪場を兼ねているようです。

上州七日市駅ホーム
【写真3】駅舎がなかなか立派である一方、ホームは片面のみです。《2005年10月30日撮影》

ホームは片面のみで、屋根などは設置されていませんが、なかなか幅が広くしっかりしたものになっています。通学生がラッシュ時に大勢利用することを考慮したためでしょうか。

駅正面の道路に沿って、かなり大きめの民家が並びます。近くには富岡高校があり、朝夕は高校生が多く利用します。

駅名の由来

確認中。

歴史

開業当初は単に「七日市」と称しましたが、1927~30年ごろに「上州七日市」と改称しています。

周辺の見どころ

確認中。

【上信線】 高崎南高崎根小屋高崎商科大学前山名西山名馬庭吉井西吉井上州新屋上州福島東富岡上州富岡西富岡上州七日市上州一ノ宮神農原南蛇井千平下仁田

2006年1月8日

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