堀川を出ると、菊池線の線路は向きを北東側に変え、合志市に入ると一時的にですが並行道路から離れます。
新須屋駅は片面ホームのみの何ということもない無人駅ですが、1980年に開業した新しい駅とはいえ、ホームはコンクリート造の立派なものです。駅の真上には国道3号線のバイパスが横切っており、駅を出ると高架下の駐輪場への通路も含めて、階段とスロープが複雑にルートを描いています。
なお、駅の北側、すなわちホームから線路を挟んで反対側に行くには、跨線橋を上り下りする必要があり、駐車場もこちら側にあります。橋上駅舎等に比べて特に移動距離が長いわけではありませんが、見通しがよくホームが敷地外からよく見通せるだけに、やや面倒くささを感じさせる造りではあります。
駅の周辺には団地が建っているなど、住宅地が広がっています。