西尾線内で乗降客数最少の駅

西尾口

にしおぐち
Nishioguchi
西尾口駅
▲西尾口駅入口《2011年8月16日撮影》
西尾口駅より吉良吉田方を望む
【写真1】西尾口駅より吉良吉田方を望む。《2011年8月16日撮影》

西尾市の北部市街地に設けられている、高架上の駅です。乗降客数は西尾線最少ですが、市街地にあるため廃止を免れたという経緯があります。利用者が少ないのは、西尾口は30分間隔の普通列車しか停まらない一方、0.8kmしか離れていない西尾駅は全列車が停車し設備も充実しているためでしょう。

ホームは高架上に片面のみが設けられていますが、相対式ホーム2面2線に改造可能なつくりになっています。なお、西尾口を出てすぐ南側(吉良吉田方)から複線となり、この複線区間は西尾駅まで続いています。駅集中管理システムによって遠隔管理されている無人駅で、改札口は地平の高架下に設けられています。

駅の周辺は、住宅地区とも工業地区ともつかない曖昧な地域ですが、駅の北西側には大型商業施設が多数立地しており、自動車の行き来が盛んです。いちおう市街地の中に入っていることもあって、人通りもそれなりにあります。

停車列車 [2011年12月現在]

普通列車のみが停車します。

駅名の由来

特記事項なし。

歴史

戦前の一時期は安城方面からの路線と岡崎方面からのジャンクションで、複雑な路線改廃を経てきた駅です。

周辺の見どころ

確認中。


  1. 『日本鉄道旅行地図帳 7 東海』2008年、新潮社、44ページ。
  2. 前掲書、45ページ。

【西尾線】 新安城北安城南安城碧海古井堀内公園桜井南桜井米津桜町前西尾口西尾福地上横須賀吉良吉田

2011年12月18日

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