構内踏切は横断禁止
帯広方面から根室本線を進むと、かつては石炭の採掘で栄えながら今では無人地帯となったエリアを通りますが、やっと人家が集まるようになると、音別に到着します。この音別と釧路の間には区間列車が設定されており、「みどりの窓口」もある有人駅ですが、私が下車したのは夜間だったため無人でした。
ホームは一応千鳥式配置の2面2線ですが、南側(駅本屋と反対側)はほとんど使われていないようで、構内踏切の階段が鉄板でふさがれ、「線路内の横断を禁止します」という立て札がありました。現在でも貨物列車の発着があり、駅の南側にはコンテナの積まれたスペースがあります。
駅舎はきれいにリニューアル
駅舎は木造平屋建、外装が新建材に改修されるなどきれいにリニューアルされ、軽快な雰囲気の外装になっているほか、待合室も居心地のよい空間になっています。駅舎のすぐ脇には、これも清潔なトイレが置かれていました。
駅前は比較的まとまった集落となっており、商店も多く立地しています。なお、駅の南北を横断する跨線橋が設けられています。
歴史
詳細は確認中。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1903年(明治36年)3月1日
- 北海道官設鉄道によって音別-白糠間が開業し、音別駅開業。
- 1903年(明治36年)12月25日
- 北海道官設鉄道によって浦幌-音別間が開業し、中間駅となります。
- 1905年(明治38年)4月1日
- 北海道官設鉄道が官設鉄道(逓信省鉄道作業局)に継承されます。
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道およびJR貨物の駅となります。
- 2019年(平成31年)3月16日
- 貨物列車の発着終了[1]。