北海道のへそとなる観光地の玄関駅

富良野

ふらの
Furano
富良野駅
富良野駅駅舎。1993年9月21日

現在ではローカル線の合流点に

富良野駅に停車中のキハ160形ディーゼルカー
写真1富良野駅に停車中のキハ160形ディーゼルカー。1993年9月21日

滝川から南東方向へ進んできた根室本線と、旭川から南方向へ進んできた富良野線との合流点です。歴史的には後者のほうが先に開通しましたが、石炭産業の発達や札幌へのショートカットなどのため前者がメインになりました。しかし石勝線開業に伴って根室本線新得以西は事実上のローカル線となり、特急列車の運行もなくなって、いわばローカル線の合流点として機能しているのが現状です。もっとも、観光客の移動方向からみると、富良野線のほうが利用者数は多いものと思われます。

駅舎は鉄筋2階建ての頑丈そうな建物です。待合室内は比較的広く、駅そば屋が営業していました。各ホームとの間は跨線橋で連絡しています。

観光拠点としての立場は残っています

富良野駅に停車中のキハ40系ディーゼルカー
写真2富良野駅に停車中のキハ40系ディーゼルカー。1999-12-17

富良野は道央一級の観光地で、ラベンダーが咲き誇る夏には特に多くの観光客で賑わい、この時期には札幌から直通する臨時特急も運転されています。駅周辺にはレンタサイクルの店が複数見られます。

重力測定によると、富良野市は北海道のほぼ中心部に位置することから「北海道のへそ」を自称しており、富良野へそ祭りなるイベントも行われています。

乗り場

確認中。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1900年(明治33年)12月2日
北海道官設鉄道によって上富良野-下富良野-鹿越(現在は廃止)間が開業し、「下富良野」駅開業。
1905年(明治38年)4月1日
北海道官設鉄道が官設鉄道(逓信省鉄道作業局)に継承されます。
1913年(大正2年)11月10日
国有鉄道(内閣鉄道院)によって滝川-下富良野間が開業し、滝川-下富良野-釧路が「釧路本線」、下富良野-旭川が「富良野線」となります。
1942年(昭和17年)4月1日
駅名を「富良野」に変更。
1974年(昭和49年)12月17日
駅舎改築[1]
1986年(昭和61年)10月31日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)3月31日
貨物営業再開。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR北海道およびJR貨物の駅となります。
2016年(平成28年)8月31日
台風10号による豪雨災害のため、根室本線・富良野-音別間が運休(9月2日に池田-音別間、4日に芽室-池田間は復旧)。
2016年(平成28年)10月17日
根室本線・富良野-東鹿越間が復旧、運転再開。
2018年(平成30年)9月6日
北海道胆振東部地震に伴い、根室本線および富良野線を含むJR北海道全線が運休。
2018年(平成30年)9月12日
富良野線・富良野-美瑛間が復旧、運転再開。
2018年(平成30年)9月20日
根室本線・滝川-富良野間が復旧、運転再開。
2018年(平成30年)9月26日
根室本線・富良野-東鹿越間が復旧、運転再開。
2019年(令和元年)11月21日
根室本線・野花南-富良野間で発生した重機接触事故に伴い、芦別-富良野-東鹿越間が運休。
2019年(令和元年)12月3日
根室本線・富良野-東鹿越間が復旧、運転再開。
2020年(令和2年)2月5日
根室本線・芦別-富良野間が復旧、運転再開。

駅周辺

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近隣の見どころ

確認中。

  1. 「北国の走者 年表 1954(昭和29)年~2006(平成18)年」『北国の走者II』(鉄道ピクトリアル2007年6月号別冊)電気車研究会、107ページ。

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