山形新幹線最初の停車駅
米沢駅は、福島で東北新幹線から分岐した山形新幹線が最初に停車する駅です。
米沢駅は、福島で東北新幹線から分岐した山形新幹線が最初に停車する駅です。
基本的に、山形新幹線の列車は改札口前の1番ホームに発着するため、乗降客は跨線橋を上下する必要はありません。名産「米沢牛」をアピールするためでしょう、この1番ホームには牛のオブジェが置かれていました。
島式ホームは在来線普通列車(山形線列車)が発着しており、新幹線と普通列車が分けられる形になっていますが、構内は共用となっており連絡改札口などもありません。これは、山形駅を除く山形新幹線停車駅各駅に共通しています。
基本的に、駅本屋側の2番線から福島方面行、3番線から山形方面行が発車しますが、例外の便もあります。
一方、羽越方面方面とを結んでいる米坂線の列車は、南側にある4番ホームと、その先にある切り欠け式の5番ホームから発着します。奥羽本線(山形新幹線、および山形線普通列車)は新幹線標準である標準軌(1,435mm)、米坂線は在来線標準である狭軌(1,067mm)と軌間が異なっていることもあり、両線間を直通する列車はありません。
【写真4】に停車中の列車には「快速」の表記がありますが、2018年3月現在、米沢線内を快速運転する列車はありません(快速「べにばな」は羽越本線および白新線内のみ快速運転)。
2016年3月の時点で改札口は有人となっており、自動改札機は設置されていません。モバイルSuica特急券を利用する場合は、ラッチに設置されている簡易ICカードリーダーにタッチすることとなります。
駅舎の1階には、待合室のほかに観光案内所、売店などが設置されています。
また2階には名産品などを販売する店舗がありますが、営業時間が比較的短いうえにあまり目にとまらないため、私が乗り降りするときは1階の売店のほうがはるかに賑わっていました。
駅舎の玄関前にはロータリーがあり、バスやタクシーのほかに送迎の車も出入りしています。歩行者用通路とロータリーの間はスロープになっており、段差が解消されている一方で、車が乗り上げやすくもなっています。
なお、駅の出口は西側にのみ設けられていますが、駅舎の南側に東西自由通路が設けられており、これを介して東側に出ることができます。
現在の駅舎は、山形新幹線開業後の1993年11月から使用開始されたものです。一見すると東京駅を模しているようにも見えますが、実際には旧米沢高専本館をモチーフとしたデザイン
とのことです[1]。個人的には「言われてみればそうかも」と思えたものの、素直に連想できるようなデザインには思えませんでした。
米沢駅は、上杉家城下町として名高い米沢市の玄関口ですが、米沢の中心市街地は最上川の西側にあり、駅からはやや離れたところにあります。このため駅前はいささかうら寂しく、いくつかの飲食店やホテルが建っている程度で、都市の表玄関という趣はありません。むしろ線路を挟んだ反対側にあたる東口のほうが、ロードサイドショップが立地しておりにぎやかになっています。
すべての列車が停車します。なお、米坂線はすべての列車が線内各駅停車となります。
改札前の片面ホームを山形新幹線、島式ホームを在来線普通列車(山形線)というのが基本です。ただし、例外の便もあります。
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