上杉家お膝元の駅

米沢

よねざわ
Yonezawa
米沢駅
米沢駅駅舎。1995-03-02

山形新幹線最初の停車駅

米沢駅に停車中の山形新幹線「つばさ」
写真1米沢駅に停車中の山形新幹線400系「つばさ」。1994-07-17

米沢駅は、福島で東北新幹線から分岐した山形新幹線が最初に停車する駅です。

山形新幹線は1番ホームに

米沢駅1番ホーム
写真2山形新幹線が発着する1番ホームには牛のオブジェが。2016-03-25

基本的に、山形新幹線の列車は改札口前の1番ホームに発着するため、乗降客は跨線橋を上下する必要はありません。名産「米沢牛」をアピールするためでしょう、この1番ホームには牛のオブジェが置かれていました。

普通列車は島式ホームに

米沢駅2・3番ホーム
写真3米沢駅2・3番ホーム。2016-03-26

島式ホームは在来線普通列車(山形線列車)が発着しており、新幹線と普通列車が分けられる形になっていますが、構内は共用となっており連絡改札口などもありません。これは、山形駅を除く山形新幹線停車駅各駅に共通しています。

基本的に、駅本屋側の2番線から福島方面行、3番線から山形方面行が発車しますが、例外の便もあります。

米坂線は端のほうに

米沢駅4番ホーム
写真4米沢駅4番ホーム。奥には切り欠け式の5番ホームがあります。2011-12-24

一方、羽越方面方面とを結んでいる米坂線の列車は、南側にある4番ホームと、その先にある切り欠け式の5番ホームから発着します。奥羽本線(山形新幹線、および山形線普通列車)は新幹線標準である標準軌(1,435mm)、米坂線は在来線標準である狭軌(1,067mm)と軌間が異なっていることもあり、両線間を直通する列車はありません。

【写真4】に停車中の列車には「快速」の表記がありますが、2018年3月現在、米沢線内を快速運転する列車はありません(快速「べにばな」は羽越本線および白新線内のみ快速運転)。

改札口は有人です

米沢駅改札口
写真5米沢駅改札口。2016-03-26

2016年3月の時点で改札口は有人となっており、自動改札機は設置されていません。モバイルSuica特急券を利用する場合は、ラッチに設置されている簡易ICカードリーダーにタッチすることとなります。

駅舎内には観光案内所も

米沢駅駅舎内
写真6米沢駅駅舎内。2016-03-26

駅舎の1階には、待合室のほかに観光案内所、売店などが設置されています。

また2階には名産品などを販売する店舗がありますが、営業時間が比較的短いうえにあまり目にとまらないため、私が乗り降りするときは1階の売店のほうがはるかに賑わっていました。

ロータリーとの間には段差なし

米沢駅玄関を横から見る
写真7米沢駅玄関を横から見る。2016-03-26

駅舎の玄関前にはロータリーがあり、バスやタクシーのほかに送迎の車も出入りしています。歩行者用通路とロータリーの間はスロープになっており、段差が解消されている一方で、車が乗り上げやすくもなっています。

なお、駅の出口は西側にのみ設けられていますが、駅舎の南側に東西自由通路が設けられており、これを介して東側に出ることができます。

駅舎は旧米沢高専本館がモチーフ

米沢駅駅舎を正面から見る
写真8米沢駅駅舎を正面から見る。2016-03-26

現在の駅舎は、山形新幹線開業後の1993年11月から使用開始されたものです。一見すると東京駅を模しているようにも見えますが、実際には旧米沢高専本館をモチーフとしたデザインとのことです[1]。個人的には「言われてみればそうかも」と思えたものの、素直に連想できるようなデザインには思えませんでした。

駅前はいささかうら寂しく

米沢駅駅前
写真9米沢駅駅前。2016-03-26

米沢駅は、上杉家城下町として名高い米沢市の玄関口ですが、米沢の中心市街地は最上川の西側にあり、駅からはやや離れたところにあります。このため駅前はいささかうら寂しく、いくつかの飲食店やホテルが建っている程度で、都市の表玄関という趣はありません。むしろ線路を挟んだ反対側にあたる東口のほうが、ロードサイドショップが立地しておりにぎやかになっています。

停車列車 [2019年10月現在]

すべての列車が停車します。なお、米坂線はすべての列車が線内各駅停車となります。

乗り場

改札前の片面ホームを山形新幹線、島式ホームを在来線普通列車(山形線)というのが基本です。ただし、例外の便もあります。

  • 1.山形新幹線「つばさ」 山形、新庄方面/福島、東京方面
  • 2.奥羽本線(山形線)上り 福島方面
  • 3.奥羽本線(山形線)下り 山形、新庄方面
  • 4-5.米坂線下り 小国、坂町方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1899年(明治32年)5月15日
開業。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
2011年(平成23年)3月11日
平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴い、奥羽本線および米坂線が全区間で運休。
2011年(平成23年)3月20日
奥羽本線・米沢-山形間および米坂線・米沢-小国間が復旧、運転再開。
2011年(平成23年)3月31日
奥羽本線・福島-米沢間が復旧、運転再開。
2011年(平成23年)4月7日
この日発生の余震により、再び奥羽本線の福島-横手間が運休。
2011年(平成23年)4月9日
奥羽本線・米沢-山形間が復旧、運転再開。
2011年(平成23年)4月11日
奥羽本線・福島-米沢間が復旧、運転再開。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

その他

  • 「東北の駅百選」(国土交通省東北運輸局)選定駅。

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