まとまった集落に
国道沿いに進んだ会津鉄道線ですが、線路の東側に民家がある程度まとまるようになると、会津荒海駅に至ります。
国道沿いに進んだ会津鉄道線ですが、線路の東側に民家がある程度まとまるようになると、会津荒海駅に至ります。
相対式ホーム2面2線から成る交換可能駅です。会津鉄道電化区間の中間駅では唯一の交換可能駅ということもあってか、当駅で行き違いを行う便が多いようです。なお【写真2】左側の特急「リバティ」は運転停車(列車は止まるが客扱いをしない)でした。
2つのホームの間は構内踏切で連絡しています。無人駅ということもあって、実質的に駅の東西を横断する通路として利用されているようで、私が滞在しているときには自転車で駅の東側から西側へと抜けていった人がいました。
前述の通り現在は無人駅ですが、ホームから駅舎を見ると、改札口の痕跡がうかがえます。
駅舎自体は有人駅運用を想定していたものと思われますが、現在では完全に無人化されており、出札窓口にも内側からシェードが降りており中をうかがうことはできなくなっています。
待合室自体は比較的広いのですが、私が訪れた時には除雪車が待機しており、何とも窮屈な印象を受けました。
駅舎内には、当駅駅舎が会津鉄道と田島町農協(当時)で建てられた旨の掲示があります。もっとも、会津鉄道開業から30年以上を経過した現在では痛みも目立ってきています。
駅舎には時計台のようなものが設けられていますが、時計はおろか駅名表示も消されています。駅舎の正面左側には「関本農産品直売所」と書かれた看板が掲げられていましたが、私が訪れた時にはシャッターが降りていました。
駅の周辺にはまとまった集落が形成されており、小学校や中学校もあります。
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