駅名のもととなっている、空港通りこと国道193号線の直下に設けられている駅です。琴電琴平線の高松方には運転本数が多いこともあって列車交換可能な有人駅が並んでいますが、2006年7月に設けられたこの空港通り駅は、片面ホームがあるのみの純然たる無人駅です。
ホームは線路の南側にのみ設けられており、駅の北側に出るには踏切をわたることになります。無人駅なので駅構内と敷地外の区別が曖昧ですが、これも構内踏切といってよいのでしょうか。
国道193号線の本線はホームのすぐ上を通っていき、いっぽうで側道が駅の両側でU字型を書いて折り返す形になります。いちおう高松空港行きのリムジンバスも発着していますが、バス乗り場へは駅から北へ400mも歩く必要があり、これで空港アクセス拠点と呼ぶには無理がありましょう。
こういう状況もあって、駅の利用は地元住民が大半のようです。駅の北側は広い草地になっており、これから宅地化が進むものと思われます。