ダム湖と共に高台へ移転

川原湯温泉

かわらゆおんせん
Kawarayuonsen
川原湯温泉
川原湯温泉駅。2016年4月9日

線路と共に駅も移設

川原湯温泉駅を発車する下り列車
写真1川原湯温泉駅を発車する下り列車。2016年4月9日

吾妻線は、八ッ場ダム建設およびそれに伴う人造湖の造成に伴い、長大トンネルを含む新線区間に入ります。

この区間にある途中駅が、線路と共に移設された川原湯温泉駅です。旧駅は、現在八ッ場大橋が架かっている下側に位置していました。

島式ホームの交換可能駅

川原湯温泉駅ホーム(奥は渋川方)
写真2川原湯温泉駅ホーム(奥は渋川方)。2016年4月9日

高台の上に、島式ホーム1面2線が設けられた交換可能駅です。

改札内には丸太のベンチ

川原湯温泉駅駅舎内
写真3川原湯温泉駅駅舎内。2016年4月9日

駅舎はホームよりも高い位置に設けられており、線路の方向と垂直方面を向いています。改札内には丸太で作ったベンチが置かれていました。

簡易委託駅です

川原湯温泉駅窓口
写真4川原湯温泉駅窓口。2016年4月9日

簡易委託駅で、私が下車した時には窓口は閉まっていました。

手作り感あふれる周辺案内

川原湯温泉駅の周辺案内掲示
写真5川原湯温泉駅の周辺案内掲示。2016年4月9日

駅舎内には、ホワイトボードで手書きの地図を描き、その周囲にさまざまなチラシ類を貼り付けた、手作り感あふれる周辺案内が掲示されていました。この案内の通り、駅名になっている川原湯温泉郷は駅~東へ徒歩15分ほどの位置にありますが、そこへ行くには300mほどの川原湯温泉トンネルを越えることになります。

西側はきれいな道路がまっすぐ

川原湯温泉駅から西側を見る
写真6川原湯温泉駅から西側を見る。2016年4月9日

私が下車した時には、駅前にあるロータリーを出て正面から西側へは、きれいに整備された舗装道路がまっすぐ延びていました。

東側は整備途上でした

川原湯温泉駅から東側を見る
写真7川原湯温泉駅から東側を見る。2016年4月9日

一方の東側は整備途上で、センターラインのない細い道路が延びています。夜間に出歩くのをためらうような道路でしたが、その後は整備されたのでしょうか。

停車列車 [2017年5月現在]

普通列車のみが停車します。

乗り場

駅本屋側(南側)から順に1番線、2番線となります。

  • 1.吾妻線下り 長野原草津口、大前方面
  • 2.吾妻線上り 中之条、渋川方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1946年(昭和21年)4月20日
国有鉄道(運輸省)長野原線の岩島-長野原(現、長野原草津口)間に、川原湯駅開業。
1961年(昭和36年)8月31日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
1991年(平成3年)12月1日
駅名を「川原湯温泉」に変更。
2014年(平成26年)10月1日
八ッ場ダム建設に伴い、新線上に移設[1]

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

  1. 東日本旅客鉄道 高崎支社プレスリリース「吾妻線一部付替え工事完了と新設線の運用開始について (2014年5月20日)。

このページの先頭へ