東京メトロ池袋駅には、丸ノ内線、有楽町線および副都心線の3本が集結しています。ただし、これらの乗り場はいずれも離れており、JR池袋駅を東西に串刺しにするような形で丸ノ内線ホームと有楽町線ホームがあり、丸ノ内線ホームの西側に副都心線ホームがある、という位置関係になっています。かつては3線とも別々の改札になっており、相互の乗り換えにはいったん改札外へ出る必要がありましたが、現在では丸ノ内線と副都心線の両ホームを結ぶ連絡通路が延びており、有楽町線のみが南側に孤立するという形になっています。
池袋駅は、中心に位置しているJR池袋駅ホームが地平にあり、コンコースがその直下、地下1階に設けられていることから、地下鉄のコンコースも基本的に地下1階にあります。丸ノ内線の改札口は地下1階の中央通路に3個所あり、ここから階段などを使って地下2階のホームに下りることになります。島式ホーム1面2線から成ります。ターミナル最寄りの終着駅ということもあって、ホーム幅の狭い丸ノ内線のなかでは、かなりゆったりした幅を確保しています。
いっぽう副都心線のホームは劇場通りとの交差点付近にあり、新設駅ということもあって地下4階という低い位置にあります。副都心線コンコースには、駅ナカ施設の「エチカ池袋」が営業しています。なお、丸ノ内線のホームは西側へ長く伸びており、これがそのまま副都心線への連絡通路になっています。
副都心線は「小竹向原-池袋-渋谷」が全区間ですが、かつて小竹向原-池袋は有楽町線の線増という扱いで、営業案内上では同区間は「有楽町線新線」、乗り場は「(新線)池袋」とされていました。
停車列車 [2010年2月現在]
丸ノ内線は、全線が各駅停車のみの運転です。いっぽう副都心線では優等列車が運行されていますが、この池袋には全列車が停車します。
副都心線
乗り場
丸ノ内線→有楽町線→副都心線の順に、連番になっています。3番線と4番線は有楽町線の番線です。
- 1.丸ノ内線 御茶ノ水、東京方面
- 2.丸ノ内線 御茶ノ水、東京方面
- 5.副都心線 新宿三丁目、渋谷方面
- 6.副都心線 小竹向原、和光市方面
駅名の由来
JR東日本-山手線を参照のこと。
歴史
詳細は確認中。
- 【1954年1月20日】 営団丸ノ内線の池袋-御茶ノ水が開通した際に開業。当時は仮設ホームを使用していました。
- 【1960年11月6日】 現在の駅に移転。
- 【1974年10月30日】 有楽町線の銀座一丁目-池袋が開通した際に有楽町線池袋駅開業。(以後は有楽町線池袋駅ページに記載)
- 【1994年12月7日】 有楽町線新線池袋-小竹向原が開通した際に新線池袋駅開業。
- 【2008年6月14日】 副都心線池袋-渋谷が開通、新線池袋駅は中間駅となり、あわせて営業案内を「池袋」に変更。
周辺の見どころ
JR東日本-山手線を参照のこと。