藍那

西鈴蘭台から藍那までの区間は、複線化されています。藍那は、対向式2面2線から成る駅で、急行は通過します。

丘陵地帯の中の、やや開けたところに駅が設置されているという趣で、ローカルムードが濃厚です。ホームにたたずんでいると、多種多様な野鳥の声が響いてきました。

駅舎は上りホームに接して設けられており、並行して走る県道に面しています。この県道の通行量はかなり多いのですが、駅を出て真っ先に目に入るのが廃屋というありさまで、神戸市内とは思えない駅前風景が広がっています。畑が広がり農家が点在していますが、離農しているところも多く荒れ地が見られるなど、農地としての条件は必ずしもよくはないようです。