丘陵地帯を越えて、徐々に平地が広がるようになって最初の駅が、木津です。急行は通過します。
対向式ホーム2面2線と配線はオーソドックスですが、駅舎はバリアフリー対応の真新しい橋上駅舎となっており、立派な通路が西へと延びています。
駅の階段や改札正面には丸窓が多用されるなど、デザイン面でいろいろな遊びが感じられる駅で、アイボリーをベースに黄色でアクセントを施しているのもスマートです。その一方で、ご多分に漏れず無人化されているうえに構内売店もなく、駅全体に汚れが目立つことに加え、蜘蛛の巣があちこちに見られるというものは、どうにも感心できません。明るい色を使っている以上汚れが目立つのはある程度やむを得ないとはいえるのでしょうが、せっかくの駅舎が泣いているような印象を受けました。
駅は田園地帯のまっただ中にあり、駅の北西側に農家が数戸あり、それを取り巻くように稲穂が波を打っていました。
その反対側には、神戸市が造成している工業団地「神戸複合産業団地」が広がり、神鉄の駅からは堂々たる通路が連絡しています。しかし、工業団地への入居がそれほど進んでいないこともあり、立派な駅の施設も持てあまし気味といった印象です。
停車列車 [2011年9月現在]
準急と普通のみが停車します。
乗り場
確認中。
駅名の由来
確認中。
歴史
三木電気鉄道によって、広野ゴルフ場前まで開通した際に設置された駅です。
周辺の見どころ
特になし。