小野市の中心駅で、新開地方面から日中15分ヘッドで運転されている粟生線電車のうち、半数はこの小野止まりとなります。ホームは1面2線で、このほかに側線があり、折り返しが可能です。
立派な橋上駅舎となっており、半数の列車が折り返すため職員の姿を多く見ることができますが、出札窓口はやはり無人化されています。白を基調としつつ、赤のラインでメリハリをつけるという、いわば神鉄カラーになっています。
改札は3階部分にあり、東西に出口が設けられています。このうち東口がメインとなっており、駅前のロータリーには送迎の乗用車やタクシーが多く停まっています。
この立派な駅ビルにもテナントがあまり入っておらず、閑散としています。作られてからまだあまり時間が経っていないため駅そのものはきれいなのですが、さほど遠くない将来、富山地方鉄道の電鉄魚津駅のようになってしまわないだろうかと気にかかりました。
駅周辺も、市役所などの公共機関から離れているうえ、もともと自動車の普及度が高く郊外店舗が強力な地域ということもあり、ふた昔前の市街地といった趣です。
駅名の由来
確認中。
歴史
1951年12月、神戸電気鉄道の手によって、三木福有橋(現・三木)から延長開業しました。開業当初は「電鉄小野」と称しましたが、1988年4月1日に「電鉄」を取り、現在の駅名になっています。
現行の橋上駅舎は、1991年4月23日に竣工しました。
周辺の見どころ
確認中。