駅舎の屋根が大きな弧を描きます

箱根ケ崎

はこねがさき
Hakonegasaki
箱根ケ崎駅
箱根ケ崎駅駅舎。2016年6月19日

カーブを描く島式ホーム

箱根ケ崎駅に停車中の川越行電車
写真1箱根ケ崎駅に停車中の川越行電車。2016年6月19日

島式ホーム1面2線と、大柄な橋上駅舎からなる駅です。ホームはカーブを描いています。当駅以南で折り返す列車も設定されており、2020年3月ダイヤでは、東京17時57分発の中央線快速が拝島経由箱根ケ崎行きになっています。

西側スペースは駐輪場に

箱根ケ崎駅ホーム(奥は倉賀野方)
写真2箱根ケ崎駅ホーム(奥は倉賀野方)。2016年6月19日

かつては西側(2番線の外側)にも側線があったと思われ、橋上駅舎がそのぶぶんをまたいでいますが、現在では空きスペースが駐輪場になっています。

近隣自治体の特産品も展示

箱根ケ崎駅展示物
写真3箱根ケ崎駅展示物。2016年6月19日

橋上駅舎内には「特産品と観光」のコーナーがありました。地元である瑞穂町に限らず、狭山茶や村山大島紬など、近隣自治体の特産品も展示されています。。

改札口には観葉植物が

箱根ケ崎駅改札口
写真4箱根ケ崎駅改札口。2010年6月5日

改札口は随分広いスペースが確保されていますが、自動改札機が3基のみで、観葉植物のためのスペースと化していました。

出札窓口跡は板で覆われ

箱根ケ崎駅窓口跡ときっぷ売り場
写真5箱根ケ崎駅窓口跡ときっぷ売り場。2016年6月19日

改札口は東西自由通路に面していますが、この規模の駅としては珍しく「みどりの窓口」は設置されていません。高架化された当初は「みどりの窓口」が営業しており、その部分は板で覆われていました。

自由通路には選挙ポスター掲示板まで

箱根ケ崎駅東西自由通路
写真6箱根ケ崎駅東西自由通路。2016年6月19日

東西自由通路は自治体が所有しているようで、私が訪れた時には自治体の掲示物が見られた他、選挙の候補者ポスター掲示板まで設置されていました。

メインは東口

自由通路から見る駅東口
写真7自由通路から見る駅東口。2016年6月19日

出口は駅の東西にそれぞれ設けられていますが、町の玄関らしい雰囲気を備えているのは東口で、バス停を備えたロータリーになっています。

橋上駅舎は曲線を多用

駅前広場から橋上駅舎を見る
写真8駅前広場から橋上駅舎を見る。2010年6月5日

駅舎の屋根は曲線を組み合わせたような形状をしており、金属色でありながら柔らかい印象を与えています。

駅周辺にはさほど商店が密集しているわけではありませんが、瑞穂町の中心に近いこともあってそれなりの人通りがあります。

東口駅前にはバス乗り場が整備され、各方面への路線バスが発着しています。

かつての駅舎は小ぶりな木造でした

箱根ケ崎駅旧駅舎
写真9箱根ケ崎駅旧駅舎。1999年12月13日

現在の駅は再開発の結果できたもので、かつては東側にのみ出口があり、コンパクトな木造駅舎が使われていました。

西口は開発途上

箱根ケ崎駅西口
写真10箱根ケ崎駅西口。2010年6月5日

西口駅前は開発が始まったばかりという状態で、これといったものはありません。駅からほど近い場所に、工業団地が形成されています。

駅を取り囲んで複数の高校が立地していますが、駅からの距離はいずれも離れています。

扇端に位置しています

箱根ケ崎駅全景
写真11箱根ケ崎駅全景。2010年6月5日

この一帯は、多摩川が関東平野に流れて生成された扇状地の先端部分にあたり、江戸時代は宿場町として交通の要衝でした。

多摩都市モノレールが上北台からここ箱根ケ崎へ延伸されるという構想がありますが、実現にはまだまだ時間がかかりそうです。

乗り場

東側から順に1番線、2番線となります。

  • 1.八高線上り 拝島、八王子方面
  • 2.八高線下り 高麗川、高崎方面

駅名の由来

確認中。

歴史

八高南線が八王子から東飯能まで開通した際に設置された駅です。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1931年(昭和6年)12月10日
国有鉄道(鉄道省)八高南線(現、八高線)・八王子-東飯能間が開業した際、箱根ケ崎駅開業。
1961年(昭和36年)2月28日
この日限りで貨物営業廃止。
1970年(昭和45年)7月1日
貨物営業再開。
1984年(昭和59年)1月31日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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