高崎線には駅はありません

北藤岡

きたふじおか
Kitafujioka
北藤岡駅
北藤岡駅。2008年8月13日

信号場が駅へ格上げ

北藤岡駅ホーム(奥は倉賀野方)
写真1北藤岡駅ホーム(奥は倉賀野方)。2008年8月13日

八高線と高崎線が合流する位置に設けられている駅です。そうはいっても、ホームがあるのは八高線側のみで、高崎線側には乗り場はありません。陸羽東線の南新庄駅などと同じパターンです。ただし、もともと両線の合流地点にあった信号場が北藤岡駅になったという経緯があり、現在も高崎線側では信号場としての機能を残しています。

倉賀野方へ折り返しが可能

北藤岡駅を発車する高崎行きディーゼルカー
写真2北藤岡駅を発車する高崎行きディーゼルカー。2008年8月13日

北藤岡駅ホームの北側で、八高線の線路は高崎線の下り線に合流し、その先に高崎線上り線への渡り線があります。この渡り線は北藤岡駅構内なので、八高線の北藤岡-倉賀野間は複線とみることも可能です。

意外にも当駅では信号扱いがあり、このため列車が倉賀野方へ折り返すことが可能で、2019年10月に台風19号の影響で神流川橋りょうが損傷した際には、北藤岡-高崎間で折り返し運転が行われました。

カーブを描くホーム

北藤岡駅ホーム(奥は八王子方)
写真3北藤岡駅ホーム(奥は八王子方)。2008年8月13日

ホームは大きくカーブを描いており、南東側から直線で伸びる高崎線へ、南側から進んできた八高線がカーブで合流する様がわかります。ホーム上には上屋はなく、幅も狭くなっています。

簡素な待合所

北藤岡駅待合所内
写真4北藤岡駅待合所内。2008年8月13日

駅舎と呼べる施設のない無人駅で、ホームにはごく簡素な開放式待合所があり、据え付けのベンチには座布団が置かれていました。近距離乗車券のみの簡易型自動券売機が設置されています。

住宅も増加傾向

北藤岡駅玄関を斜め前から見る
写真5北藤岡駅玄関を斜め前から見る。2008年8月13日

駅自体はコンパクトながら駅前にはロータリーが整備されています。駅正面すぐ脇には自転車がびっしり並んでいました。

駅の周辺は畑作地帯になっていますが、藤岡市郊外ということもあり集合住宅も建っています。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1931年(昭和6年)7月1日
国有鉄道(鉄道省)八高北線・児玉-小野信号場間が開業した際、高崎線との分岐部に小野信号場を設置。
1961年(昭和36年)2月21日
小野信号場廃止、格上げとなる形で北藤岡駅開業。当初から旅客のみの取扱いでした。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
2019年(令和元年)10月18日
台風第19号による水害に伴い、寄居-北藤岡間が運休。
2019年(令和元年)11月27日
寄居-北藤岡間が復旧、運転再開。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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