多摩西部における交通の要衝

八王子

はちおうじ
Hachiōji
八王子駅
八王子駅北口。2004年9月7日

広い敷地に3面6線

八王子駅1・2番ホーム
写真1八王子駅1・2番ホーム。2015年9月20日

中央線の右(北)から八高線が、左(南)から横浜線が合流すると、広い構内を持つ八王子駅になります。

島式ホーム3面6線から成り、北側のホームが八高線と中央線上り、真ん中のホームが中央線下りです。

横浜線はやや離れています

八王子駅5・6番ホーム
写真2八王子駅5・6番ホーム。2015年9月20日

横浜線のホームは一番南にあり、やや離れた位置にあります。

各ホームはいずれも跨線橋で連絡していますが、一番東側は各ホーム間の乗換専用、真ん中は北側で中央コンコースでつながっているものの基本的には乗り換え用で、橋上駅舎と一体化しているのは一番西側のものになります。

改札口は1カ所

八王子駅改札口
写真3八王子駅改札口。2016年8月26日

改札口は1カ所のみで、列車が到着する度に多数の人が押し寄せます。

コンコースの天井は高い

八王子駅コンコース
写真4八王子駅コンコース。2016年8月26日

改札外コンコースは天井を高く取っており、照明も長く設けています。天窓から自然光が入りやすく開放的な印象を与えますが、最上部にコードを通しているため、やや雑な印象を受けました。

大きな駅ビルを構える

八王子駅北口駅前
写真5八王子駅北口駅前。2016年8月26日

駅北側には駅ビル「セレオ八王子北館」が入っています。

北口には大きなペデステリアンデッキ「マルベリーブリッジ」が整備され、駅前のバスターミナルや周囲のビルへとつながっています。京王八王子駅へは、道路を通って連絡することになります。

南側も開発が進む

八王子駅南口
写真6八王子駅南口。2016年8月26日

一方の南側は、広い敷地を南北自由通路で渡った先に「セレオ八王子南館」が建ち、これに接して複数のビルが並びます。こちらにもペデストリアンデッキが整備され、駅のもう一つの玄関らしい顔が作られつつあります。

停車列車 [2020年5月現在]

中央線

全ての列車が停車します。

横浜線

全ての列車が停車します。

  • 快速各停 片倉八王子

八高線

全ての列車が停車します。

乗り場

北側から順に1番線、2番線…となります。

  • 1.八高線下り 拝島、高麗川方面
  • 2.中央線上り 新宿、東京方面
  • 3.(不定期)
  • 4.中央線下り 高尾、大月方面
  • 5-6.横浜線上り 町田、東神奈川方面

駅名の由来

確認中。

歴史

甲武鉄道が新宿-立川を1889年4月11日に開業させた4か月後、この八王子まで延長されました。なお、横浜線の開業は1908年9月23日(当時は横浜鉄道)、八高線の開業は1931年12月10日のことです。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1889年(明治22年)8月11日
甲武鉄道・立川-八王子間が開業し、八王子駅開業。
1901年(明治34年)8月1日
官設鉄道(逓信省鉄道作業局)八王子-上野原間が開業し、甲武鉄道の八王子駅に乗り入れ、接続駅となります。
1906年(明治39年)10月1日
甲武鉄道の国有化に伴い、官設鉄道(逓信省鉄道作業局)の駅となります。
1908年(明治41年)9月23日
横浜鉄道・東神奈川-八王子間が開業し、接続駅となります。
1910年(明治43年)4月1日
国が横浜鉄道を借り上げ、国有鉄道(内閣鉄道院)八浜線の駅となります。
1931年(昭和6年)12月10日
国有鉄道(鉄道省)八高南線・八王子-東飯能間が開業。
1983年(昭和58年)9月16日
橋上駅舎および南北自由通路供用開始[1]
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本およびJR貨物の駅となります。
1996年(平成8年)3月16日
八高線・八王子-高麗川間が直流電化。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

  1. 『鉄道ピクトリアル』No.425(1983年12月号)電気車研究会、113ページ。

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