静かな温泉地の駅

鶴巻温泉

つるまきおんせん Tsurumakionsen
鶴巻温泉駅
▲鶴巻温泉駅駅舎《2005年6月26日撮影》禁無断転載

駅舎は地平にあります

相対式ホーム2面2線から成る地上駅で、上下ホームは跨線橋で連絡しています。

駅本屋は上りホーム新宿方面にあり、ホームからやや低いところに位置しているため、階段を下りて改札に行くことになっています。ほぼ正方形の上に四角錐体の屋根がスポッとかぶさっており、開口部が二方向に向いているために開放感があります。このほか、下りホームにも自動改札機が置かれているのみの簡易な改札口がありますが、こちらは狭い道路に面してひっそりとしています。

駅前には住宅が点在していますが、このあたりになると大都市のベッドタウンという趣は薄れてきます。

駅名のもとになっている温泉は、農村地帯の中に小ぢんまりとした温泉街を形成していますが、駅のすぐ近くにあり、交通の便がよい。

停車列車 [2014年5月現在]

快速急行・急行が停車します。

南側から順に、1番線、2番線…となります。

  • 1.小田原線下り 新松田、小田原方面
  • 2.小田原線上り 相模大野、新宿方面

駅名の由来

確認中。

歴史

小田原線全線開業当時からの駅です。開業当初は「鶴巻」という駅名でした。その後、1930年3月15日に「鶴巻温泉」となったものの、戦争により行楽旅行が否定された時勢に応じ、1944年10月20日に、鶴巻に復しました。1958年4月1日に、こんどは再度鶴巻温泉と改称しています。“もとの駅名が二度復活”という例は、全国的にもきわめて珍しいものです。

1927年4月1日
小田原線の新宿-小田原間が開通した際、「鶴巻」駅開業。
1930年3月15日
駅名を「鶴巻温泉」に改称。
1942年5月1日
小田急電鉄が東京横浜電鉄に合併、東京急行電鉄の駅となります。
1944年10月20日
駅名を「鶴巻」に再改称。
1948年6月1日
東急から小田急電鉄が再分離、同社の駅となります。
1958年4月1日
駅名を「鶴巻温泉」に再改称。
2018年6月23日
南口改札口を跨線橋南側に移設[1]

周辺の見どころ

確認中。

  1. 小田急電鉄・プレスリリース「6月23日(土)、鶴巻温泉駅改良工事完了に伴い使用開始!」[PDF] (2018年6月7日)。

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