島式ホーム2面4線から成る高架駅です。快速停車駅で、総武快速線(快速列車)と総武緩行線(各駅停車)の各ホームが別々に設けられているため、相互の乗り換えの際には1階の通路へ移動する必要があります。
高架下のコンコースは駅の東西を貫く自由通路を兼ねています。高架下にはショッピングモール「ペリエ」があり、ここと直結する改札口も設けられています。
稲毛区役所の最寄り駅で、西口は比較的古くからの住宅地になっていて通勤利用者が多い一方、東口は稲毛区北部にある学校や工業団地への利用者が多数見られます。東口、西口とも各方面へ向かう路線バスが頻繁に発着しています。かつては夏場に海水浴客で賑わったといいますが、海岸が埋め立てられ海岸線が大幅に後退した現在、往時の面影はまったくありません。
「稲毛」およびそれに類する地名はほかにも見られますが、「毛」が穀物を意味することから穀倉地帯であったものと推定されます。ただし現在の稲毛区は台地となっており水田耕作が盛んだったというのも少し無理がありそうです。
かなり古くから開業した駅で、1981年7月の津田沼-千葉複々線化に伴い高架化されました。
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