問屋街の中にある駅

馬喰町

ばくろちょう
Bakurochō
馬喰町駅
馬喰町駅駅出口4。2005年1月29日

ホームは全体的に暗い印象

馬喰町駅ホーム
写真1馬喰町駅ホーム。2005年9月23日

総武快速線の地下駅で、島式ホーム1面2線から成り、千葉方では上下ホームの間に壁が設けられています。ホームは地下4階にあり、コンコースはその上の地下1階にあります。

ホームの千葉方面(東側)と東京方面(西側)にそれぞれコンコースがあり、東口および西口改札があるほか、西側の踊り場には都営新宿線馬喰横山駅との連絡改札が設置されています。国鉄末期に作られた地下駅としてよく見られるように、壁面に汚れが目立ち、全体的にやや暗い印象を受けます。

かつては最も深い駅として知られていました

馬喰町駅西改札口
写真2馬喰町駅西改札口。2010年5月4日

駅の周辺は、日本最大の規模を誇る一大問屋街で、衣料品を中心とした数多くの卸店が軒を連ねています。馬喰町という地名は、かつてこの一帯に旅籠屋が並び、馬喰たちが出入りしていたことに由来しますが、隣接する横山町の繊維問屋が進出し、現在では旅館街の面影はありません。現在では一般消費者向けの店頭販売を行う店舗も多くなっていますが、高度成長期までのにぎわいからは、やや落ち着いた雰囲気になっているといいます。東改札口を出て北東側に行くと、JR浅草橋駅が程近い場所にありますが、乗換駅にはなっていません。

JR浅草橋駅とは神田川を挟んで比較的近いところにあります。馬喰町駅の東側で隅田川をアンダークロスするほか、都営浅草線と新宿線の2線の下をくぐるため、非常に低い位置に設けられており、1988年に海峡線の吉岡海底駅が開業するまで、国鉄およびJRグループ全体で最も低い駅とされており、当時の公称では海抜-30.58mでした。現在では、京葉線東京駅のほうがさらに低い位置にあり、JR東日本限定でも“最も深い駅”のタイトルは返上しています。

停車列車 [2020年8月現在]

総武線快速電車のみが停車します。

乗り場

南側から順に1番線、2番線となります。

  • 1.総武快速線上り 東京、横浜方面
  • 2.総武快速線下り 津田沼、千葉方面

駅名の由来

確認中。

歴史

総武快速線が東京地下駅に乗り入れた際に設置された駅です。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1972年(昭和47年)7月15日
国鉄総武本線・東京-錦糸町間が開業し、馬喰町駅開業。当初から旅客のみの取扱いでした。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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