北側の側線に電車が留置
単線となった青梅線の電車は住宅の中を走り、市街地に出ると青梅駅に到着します。
ホームは1面2線の狭いもので、北側には多くの側線が広がり、電車が留置されています。ホーム上には立ち食いそばのスタンドがあり、待合室も整備されています。
単線となった青梅線の電車は住宅の中を走り、市街地に出ると青梅駅に到着します。
ホームは1面2線の狭いもので、北側には多くの側線が広がり、電車が留置されています。ホーム上には立ち食いそばのスタンドがあり、待合室も整備されています。
青梅線の運転本数は、この青梅を境として大きく減少し、青梅以西は山岳ローカル線の趣を呈するようになります。このため、運転系統は青梅で事実上分断されているため、乗り換え列車が接続する際には、狭いホームが人でごった返します。
また、青梅から西側ではホーム有効長が短くなるため、立川方面と奥多摩方面を直通する列車は、当駅で分割併合を行います。
ホームと南側にある駅本屋の間は、地下道で連絡しています。
駅が河岸段丘の崖線上に位置しているため、駅舎や駅前広場は線路より一段低くなっています。
駅舎は、青梅線の前身にあたる青梅鉄道が開業30周年に建てたもので、同社の本社として使われていたものですが、今なお現役で使われています。長方形をブロック状に組み合わせたようなデザインは、コンクリート輸送でにぎわいを見せていた青梅鉄道の勢威を感じさせます。
今となっては玄関などかなり手狭ですが、改装工事が行われるなど、レトロを売り物にしている青梅市の観光拠点として大事に扱われています。かつては地下街があったといわれます。
駅前にはロータリーが整備されています。
青梅の市街地は当駅を中心として東西に帯状に伸びています。
全列車が停車します。
南側から順に1番線、2番線となります。
確認中。
1894年11月、青梅電気鉄道の終着駅として開業しました。
確認中。
駅から南東へ、徒歩5分。昭和に入ってから、日常生活で消費されてきた多様な一般商品のパッケージなどを収集している、ユニークな博物館。300円、月休。
【URL】http://showa-retro.omjk.jp/
駅から南へ、徒歩7分。日本画のコレクションが名高く、郷土作家の作品も数多く展示しています。200円、月休。
駅から南へ、徒歩15分。多摩川が屈曲したところにできている河原に作られた公園で、森林の中でリフレッシュでき、水遊びが気楽に楽しめるため、ファミリー向けの公園ともいえるでしょう。プールが整備されているほか、移築民家や郷土博物館もあります。散策自由。
駅から北東へ、徒歩15分。蒸気機関車を中心とした鉄道車両を数多く展示している公園。1962年、国鉄が鉄道開業90年記念事業の一環として開設したもので、現在はJR東日本の外郭団体が運営しています。車両は屋外展示となっていますが、パーツ類の盗難・破損などが見受けられました。また、ほとんどが蒸気機関車で占められており、電気・ディーゼル機関車や客車などが極めて少ないのは残念。これは、姿を消しつつあった蒸気機関車の保存を優先させた、開園当時の事情によるものでしょう。模型展示などのある記念館もありますが、こちらはさしたる印象なし。100円、月休。