ホームは築堤上に島式1面2線
高架上の駅で、甲州街道をオーバークロスしている狭い島式ホーム1面2線から成ります。改札口への通路は長く、出口が1カ所しかないため乗り降りにはやや時間がかかります。
駅舎は木造で二重の入母屋式屋根を持つ重々しいもので、民家を連想させる古いもの。財産票には「昭和12年2月22日」とありました。駅舎内にはたい焼き屋が入っているほか、観光案内所も設置されています。
日野市役所の最寄り駅ですが、日野市の玄関口というより、新撰組ゆかりの史跡めぐりに訪れる観光客を強く意識しているものと思われます。
停車列車 [2020年5月現在]
通勤特快は通過します。
駅本屋側(東側)から順に1番線、2番線となります。
駅名の由来
日野の地名の由来には、3種類が伝えられています[1]。
歴史
詳細は確認中。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1890年(明治23年)1月6日
- 甲武鉄道・立川-八王子間に、日野駅開業。
- 1906年(明治39年)10月1日
- 甲武鉄道の国有化に伴い、官設鉄道(逓信省鉄道作業局)の駅となります。
- 1937年(昭和12年)6月1日
- 立川-豊田間複線化に伴い、駅が現在地に移設[2]。
- 1959年(昭和34年)11月30日
- この日限りで貨物営業廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
近隣の見どころ
宝泉寺
駅から南へ徒歩2分。新選組六番隊長で、鳥羽伏見の戦いで戦死した井上源三郎の墓と顕彰碑がある。
日野館(旧佐藤家)
駅から甲州街道を東へ徒歩6分。1863年に建造されたもので日野宿脇本陣に使用されたほか、敷地内に天然理心流佐藤道場があったとされ、近藤勇や土方歳三らが剣術の修行に励んだ。
ふるさと博物館
駅から南へ、中央道をくぐって徒歩10分。新選組関係の史料を多く展示している。