普通列車のみが停車し特急は見向きもしない駅ですが、中央本線の中で最後までスイッチバックが残っている駅として、鉄道ファンの間では有名な存在です。
築堤上のホームから地下道を通って駅改札へ向かいますが、ここで、多くの線路を横切ります。
上の写真の右手が貨物スペースで、駅周辺の採石工場からの搬出が行われています。かつては、旅客ホームもこの側線上にありましたが、1968年10月に本線上に移行し、それ以降は旅客列車は直通運転しています。
スイッチバックが健在とはいえ、現在の貨物列車が通過するうえで問題があるわけではなく、今でも残っているのは、ひとえにこの駅発の貨物列車があることに尽きるといえます。同駅を発車して大月方面へ進む貨物列車は、いったん引き上げ線に入り、旅客ホーム南側にある別の引き上げ線に戻ってから、さらに向きを変えて大月方面へ向かっていきます。
駅舎は木造の小ぶりなもので、木造一部二階建になっています。有人駅で、自動券売機とSuica簡易改札機が設置されていますが、「みどりの窓口」はありません。駅前には旅館があるほか、農家が数戸まとまっており、小集落という趣です。
旅客ホームは島式1面のみで、大きくカーブを描いています。同じホームでも東側のほうでは、下りのほうが上りよりも低い場所にあり、段差が設けられています。これは、東京の御茶ノ水駅などにもみられる構造です。
停車列車 [2014年4月現在]
確認中。
乗り場
確認中。
駅名の由来
確認中。
歴史
1908年7月9日に設けられた初狩信号所が、1910年2月10日に停車場に昇格したものです。
- 【1910年2月10日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。