仙台空港鉄道が分岐

名取

なとり Natori
名取駅
▲名取駅西口《2008年7月12日撮影》

橋上駅舎の両側に出口が

名取駅ホーム
【写真1】名取駅ホーム。《2010年11月20日撮影》

島式ホーム2面3線と橋上駅舎を備える、JR東日本と仙台空港鉄道線の接続駅(構内共用)です。東西に出口が設けられており、それぞれロータリーが整備されています。

現在でもJR貨物が貨物営業を行っており、コンテナ列車が発着しています。サッポロビールの工場が近くにあり、かつてはビール輸送が行われていました。

名取には、東北地方最大の古墳である雷神山古墳があり、古くから人口が集中していた地域です。現在は仙台のベッドタウンとなり、人口が増加傾向にあります。

停車列車 [2008年12月現在]

寝台特急を除くすべての列車が停車します。なお、仙台空港線の仙台空港方面については、仙台空港線名取駅に記述しています。

乗り場

南東側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線、3番線となります。

  • 1.東北本線上り 岩沼、福島、原ノ町方面
  • 2.東北本線下り 仙台方面/仙台空港線 仙台空港方面
  • 3.東北本線下り 仙台方面

駅名の由来

現在の駅名「名取」は、1955年4月1日に名取郡の2町4村が合併した際に成立した名取市の名称から取られたものです。名取の地名は、『続日本紀』に「丹取郡(ニトリノコホリ)」が設置されたとあり、この一帯を指す古くからのものですが、アイヌ語のヌタトリ(湿原)による[1]という説があります。

歴史

詳細は確認中。

1887年12月15日
日本鉄道により郡山-仙台-塩竃(現在は廃止)間が開通。この時点では駅設置なし。
1888年10月1日
「増田(ますだ)」駅として開業。
1906年11月1日
日本鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省鉄道局)の駅となります。
1963年5月25日
駅名を増田から「名取」に変更。なお、隣接する陸前中田もあわせて南仙台に改称。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本およびJR貨物の駅となります。
2007年3月18日
仙台空港鉄道開業、分岐駅となります。
2011年3月11日
東日本大震災が発生、東北本線などが大規模に運休。
2011年4月2日
東北本線・名取-仙台間が復旧、運転再開。
2011年4月3日
東北本線・岩沼-名取間が復旧、運転再開。
2011年4月7日
この日発生の余震により、再び東北本線・黒磯-盛岡間が運休。
2011年4月12日
東北本線・福島-仙台間が復旧、運転再開。

周辺の見どころ

確認中。

  1. 歌枕で訪ねる仙臺探訪」(宮城県仙台地方振興事務所、2017年6月30日現在リンク切れ)。

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