東北本線の拠点駅
黒磯駅は東北本線の運転上の拠点であるほか、営業上でも、JR東日本は黒磯以南を「宇都宮線(東北線)」、黒磯以北を「東北本線」と呼び分けており、Suica首都圏エリアや東京近郊区間も黒磯が北限になっています。
黒磯駅は東北本線の運転上の拠点であるほか、営業上でも、JR東日本は黒磯以南を「宇都宮線(東北線)」、黒磯以北を「東北本線」と呼び分けており、Suica首都圏エリアや東京近郊区間も黒磯が北限になっています。
黒磯は、東北本線の直流区間と交流区間のジャンクションとなっており、当駅以南が直流電化、以北が交流電化となっています。
常磐線などとは異なり、当駅を直通する旅客列車は皆無で、全ての列車がここで乗り換えとなる上、黒磯以南と黒磯以北を乗り継ぐには別のホームへ移動する必要があるため、列車が到着するたびに跨線橋を人が行き交います。
黒磯以北になると列車の運転本数が一気に少なくなり、ローカル色が強くなります。長らく当駅構内は交直流切替区間として列車進入の都度切替が必要となっていましたが、2018年1月に構内が直流に統一されたため(交流とのデッドセクションは駅北側のみに移設)、この区間を走行するのは交直流電車またはディーゼルカーで、交流電車が走ることはありません。
黒磯以北の列車は、跨線橋から北側の4・5番ホームからの発車となります。
在来線の西側に並行して東北新幹線が高架上を走っており、その下に駅本屋があります。おそらくホームをかさ上げしたためでしょう、改札口に向けて緩やかな傾斜があります。
改札口の脇には、今では使われなくなったサボが大量に積まれていました。詳細はわかりませんが、東北本線のサボはこのような薄めの青地だったのでしょうか。
黒磯駅の駅舎は東北新幹線の高架下にあり、このため天井がやや高くなっています。改札口には自動改札機が設置されています。
新幹線の那須塩原駅開業以前は、那須御用邸へ向かう皇族の利用があり、このため特別室が設けられていますが、現在ではほとんど使われていません。
駅舎正面には大きなロータリーが設けられています。駅前からは各方面への路線バスが発着しています。
旧黒磯市の玄関口ですが、町の中心部とは少し離れており、送迎の自動車が多く見受けられます。
西から順に1番線、2番線…となります。
確認中。
日本鉄道開業当時からの駅です。
確認中。
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