四方にレールが延びる一大拠点

郡山

こおりやま Koriyama
郡山駅
▲郡山駅駅舎《1989年6月16日撮影》

新幹線と在来線の乗り換えが盛んに

郡山駅新幹線ホームから東側を望む
【写真1】郡山駅新幹線ホームから東側を望む。《1989年6月16日撮影》

東北本線と磐越西線、磐越東線とが集まる交通の要衝です。また、水郡線の列車も、全便が郡山まで乗り入れてきます。特に、東北新幹線と磐越西線の乗り換えが多く、磐越西線列車の到着時刻前後はコンコースが混雑します。

コンコースは、東北新幹線が2階、在来線が1階となっており、それぞれ別々の改札口が用意されています。なお「みどりの窓口」は2階にのみ設けられています。現在の駅舎は、東北新幹線の開通を見据えて1975年10月1日より利用開始されたものです。

東北新幹線の乗り場は3階にあり、島式ホームと単式ホームの2面3線から成るほか、通過線が2線設けられています。

在来線ホームは地上にあります。このうち水郡線は、東北本線ホームの黒磯方面に切り欠き式のホームが用意されています。各ホームは、跨線橋(東北新幹線乗り場とも連絡)および地下道で連絡しています。

関西本線の郡山駅(奈良県大和郡山市)と区別するため、JRの乗車券類では「(北)郡山」と表示されます。「(北)」は東北本線を指します。

駅は郡山市の市街地東端に位置しており、駅正面の道路沿いには金融機関や公共機関が多く並んでいます。

停車列車

確認中。

乗り場

西側から順に、在来線は1番線、2番線…、新幹線は11番線、12番線…となります。なお、3番線は切り欠け式ホームです。

  • 1.磐越西線下り 会津若松、喜多方方面
  • 2.東北本線下り 福島、仙台方面/東北本線上り 白河、黒磯方面
  • 3.水郡線上り 磐城石川、水戸方面
  • 4.東北本線下り 福島、仙台方面/東北本線上り 白河、黒磯方面
  • 5.東北本線下り 福島、仙台方面/東北本線上り 白河、黒磯方面
  • 6.磐越東線上り 三春、いわき方面
  • 11.東北新幹線上り 大宮、東京方面
  • 12.東北新幹線下り 仙台、盛岡方面
  • 13.東北新幹線上り 大宮、東京方面

駅名の由来

郡山の地名は、平安初期、この地方に会津郡の郡衙(郡の役所)が置かれたことによるとされています。

歴史

日本鉄道によって、1887年7月に黒磯から延長されて開業したのがはじまりです。終着駅だった期間は短く、5か月後の同年12月15日には塩竈までの区間が開通しています。また、1898年7月26日には郡山-中山宿が開通しています。

早い段階から福島県における交通の要衝でしたが、国有化後の1914年7月21日には郡山-三春が開業、四方向へ線路が延びることになります。

1887年7月16日
日本鉄道によって黒磯-郡山間が開通、暫定終着駅となります。
1887年12月15日
郡山-塩竃(後の塩釜港、現在は廃止)間が開通、中間駅となります。
1898年7月26日
岩越鉄道によって郡山-中山宿仮停車場間が開通、日本鉄道と接続します。
1906年11月1日
日本鉄道および岩越鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となります。
1914年7月21日
平郡西線(現、磐越東線)の三春-郡山間開通。
1975年10月1日
新駅舎供用開始[1]
1982年6月23日
東北新幹線の大宮-盛岡間開通時に、郡山駅設置。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本およびJR貨物の駅となります。
2011年3月11日
東日本大震災が発生、東北本線などが大規模に運休。
2011年3月26日
磐越西線・郡山-津川間が復旧、運転再開。
2011年3月29日
東北本線・郡山-本宮間が復旧、運転再開。
2011年3月31日
磐越東線・郡山-船引間が復旧、運転再開。
2011年4月7日
この日発生の余震により、再び東北本線などが大規模に運休。
2011年4月9日
東北本線・安積永盛-本宮間、磐越西線、磐越東線・郡山-船引間が復旧、運転再開。
2011年4月12日
東北新幹線・那須塩原-福島間が復旧、運転再開。

周辺の見どころ

確認中。

その他

  • 「東北の駅百選」(国土交通省東北運輸局)選定駅。
  1. 『鉄道ピクトリアル』No.315(1976年1月号)電気車研究会、100ページ。

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