側線もあり構内は広い
2面3線と側線から成る地平駅で、烏山線が分岐します。
東北本線の上りと烏山線が同一ホームの反対側を供用しています。また、東北本線の上下線の間には中線があります。東側には側線が広がっていますが、現在ではほとんど使われていないようです。
2面3線と側線から成る地平駅で、烏山線が分岐します。
東北本線の上りと烏山線が同一ホームの反対側を供用しています。また、東北本線の上下線の間には中線があります。東側には側線が広がっていますが、現在ではほとんど使われていないようです。
上下ホームは、東西自由通路および橋上駅舎と一体化した跨線橋で連絡しています。なかなか大がかりな造りになっています。
地平駅舎だった当時は、屋根付きの跨線橋が設けられていました。
烏山線には長らくキハ40系等のディーゼルカーが使われていましたが、蓄電池駆動電車EV-E301系「ACCUM」が導入され、2017年を持って「電車のみが走行する非電化路線」になり、駅構内にディーゼルカーが待機する様は昔語りになりました。
烏山線の駅が7つ(起点である宝積寺を除く)であることにちなんででしょう、烏丸線沿線では「七福神」を前面に押し出しているようで、宝積寺駅にも七福神が列車に乗っているイラストが掲示されていました。
ホームから階段等で跨線橋に上がると、多くの木材を垂直方向に並べて、上側が閉じる箱状に配した格天井に目が向かいます。また、線路側の部分は大きなガラス張りになっており、美術館のような雰囲気を作り出しています。
有人改札口などの壁面には、大谷石をイメージしたと思われる素材が用いられ(触覚的には大谷石と区別つかず)、視覚的に柔らかみをもたせています。天井の力強いウッディーな空間とは対照的で、それでいてコントラストは控えめなのが秀逸です。
宇都宮駅近郊の有人駅ですが、IC専用簡易改札機が設置されています。なお、烏山線はIC乗車区間外になっています。
壁面がシックである反面、各種掲示や筆記台、スタンプ台等が置かれることによって、やや散らかったような印象を受けるのもまた事実。竣工段階ですっきりしていることを前提にしたデザインになっているためと思われ、ややちぐはぐになってしまっているようです。
駅の出入口表示は、横側および正面側の両方から視認できるようになっていました。
東西自由通路を見渡すと、前述の天井はアーチ型を描いており、窓側になると比較的低いところまで伸びていることから、迫力を感じます。
地平駅時代、駅舎は下りホームに面しており、木造平屋で横長、青い瓦屋根を載せるという、東北本線のローカル駅では典型といえるスタイルですが、路線の分岐駅ということもあってか、比較的大柄なものです。自動改札機は導入されていませんが、簡易Suicaが設置されていました。
西口駅前には広々としたスペースが設けられており、そこから両脇にやや古めかしい木造の建物がずらりと伸びています。ただし、橋上駅舎化によって、町の中心部に近い東側にも新しく出口ができたせいか、比較的ひっそりしていました。
西口は旧駅舎時代とあまり変わっていませんが、地平駅時代は駅前にタクシーが並んでいました。
東口に回ると、振り袖を直線的に伸ばしたような階段が非常に印象的で、エレベーター屋根の傾きなどを含め、遠近法を用いているようです。
この駅舎および自由通路は隈研吾建築都市設計事務所の設計によるものです。
東口駅前には「ちょっ蔵広場」があり、物産館や休憩スペースとして利用されており、観光客も楽しめる空間になっています。
西側から順に1番線、2番線、3番線となります。
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