首都圏から外れて最初の駅
黒磯の先で那珂川を渡ると、東北本線の車窓には低木が茂るエリアに入り、首都圏から外れていくことを実感できます。その最初の区間に設けられているのが高久です。「たかひさ」と読みそうになりますが「たかく」が正しい読み方です。
黒磯の先で那珂川を渡ると、東北本線の車窓には低木が茂るエリアに入り、首都圏から外れていくことを実感できます。その最初の区間に設けられているのが高久です。「たかひさ」と読みそうになりますが「たかく」が正しい読み方です。
相対式ホーム2面2線から成る地平駅で、下りホーム側に駅舎があり、上りホームとの間は跨線橋で連絡しています。上りホームには簡素な開放型待合所があります。この待合所の脇から外へ出ることもでき、私が下車した時には、ここから線路保守の係員が駅へ出入りしていました。
ホームはかなり狭いもので、やや広くなっている跨線橋の出入口付近以外での列車待ちは危なそうです。
駅舎とホームの間にはドアもなく素通しになっています。ホームから駅舎に入ると、乗車駅証明書発行機が置かれているのみで、改札関係の設備は他に何もありません。比較的しっかりした駅舎ですが、純然たる無人駅仕様です。
駅舎の中は意外と広いスペースが確保されていますが、申し訳程度のベンチが置かれているのみで、内部はガランとしています。私が下車した時には、誰かが喫煙したとみえて、室内にタバコの臭いが漂っていました。
駅舎は鉄骨ブロック造り平屋建ての頑丈そうなもので、大きさからかつては駅員が配置されていたと思われます。
駅前はすぐ道路に面していますが、集落は少し離れた所にあり、駅前にはこれといって何もありません。それでも駅近くの駐輪場には、それなりに自転車が止まっていました。
西側から順に1番線、2番線となります。
確認中。
戦後に設置された駅ですが、前身の信号場は大正期に設置されています。
確認中。
確認中。