ホームは長くて立派
坂の多い湯河原の市街地のうち、やや高くなったところに設けられている駅です。東海道本線では、神奈川県で最後の駅となります。
ホームは島式1面2線が基本で、上下にそれぞれ通過線が1本ずつ設けられています。長大編成の列車が停車してもまったく違和感のない立派なホームで、ホーム上に売店ではなくコンビニが入っているのは、観光地の玄関駅として利用者が多いことを示しているといえましょう。
駅舎は比較的新しい鉄筋のものですが、屋根には白タイルを多用して明るい雰囲気になっています。駅前にはバス乗り場などが整備されており、ここから温泉場や市街地へ向けて商店街が形成されています。
駅前には静かな温泉街
駅コンコースには、ほっかむりをしたタヌキが二匹おり、その脇には歓迎の意を示す提灯が下がっています。
湯河原は、箱根や熱海に比べて比較的静かな温泉街を形成しています。温泉街の中心は、駅の南側を流れる千歳川を3キロほどさかのぼったところで、駅前からは路線バスや旅館の送迎バスが頻繁に出入りしています。
歴史
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略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1924年(大正13年)10月1日
- 熱海線の真鶴-湯河原間が開通した際に開業。
- 1982年(昭和57年)11月14日
- この日限りで貨物営業廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅になります。