甲子園球場とは大きく離れています

甲子園口

こうしえんぐち K ōshienguchi
甲子園口駅
▲甲子園口南口駅舎《2005年3月12日撮影》

 

甲子園口駅北口駅舎
【写真1】甲子園口駅北口には、古くからの木造駅舎が健在です。《2005年3月12日撮影》

島式ホーム2面5線から成る高架駅で(1線は外側通過線)、ホームの東端に出口があります。

改札は南側と北側に1個所ずつ設けられており、それぞれに対応した駅舎が建っています。

南口の駅舎は、鉄筋コンクリート2階建てのごくオーソドックスなもので、こちらが駅の表玄関といった雰囲気です。いっぽう、北口の駅舎は、瓦屋根を載せたクラシックな木造モルタルのもので、摂津本山駅に通じるデザインですが、こちらはより小ぶりになっています。いずれの駅前もロータリーとして整備されており、タクシーがたくさん停まっていました。

自由通路はなく、南北を結ぶ地下通路がホームと改札口を結んでいます。このように、駅構内に自由通路がなく、構内に地下通路が設置され、線路の北側と南側にそれぞれ別々の改札口が設けられるというのが、東海道本線の大阪-三ノ宮各中間駅の典型パターンでしたが、国鉄民営化後ほどなく駅の改良工事が進み、現在ではこのパターンの駅は、甲子園口と摂津本山のみとなっています。なお、駅の東側に細くて低いガードがあり、ここを通って往来が可能です。

駅の周辺は住宅地となっていますが、歴史を感じさせる商店街も形成されています。駅の東側を流れている武庫川の河川敷はゆったりした公園で、運動などに励む人の姿を見受けられます。

なお、阪神甲子園球場からは大きく離れており、個人がスポーツ観戦をする際には不向きですが、高校野球の応援団等が列車で甲子園球場に行く際には、この駅にてバス乗り換えが行われます。

停車列車 [2017年5月現在]

各駅停車のみが停車します。

乗り場

南側から順に、1番線、2番線…となります。

  • 1.東海道本線下り快速線 三ノ宮、神戸方面(通常は全便通過)
  • 2.東海道本線下り緩行線 三ノ宮、神戸方面
  • 3.東海道本線上り緩行線 大阪、米原方面
  • 4.東海道本線上り快速線 大阪、米原方面(通常は全便通過)

駅名の由来

確認中。

歴史

電車の運転が開始された際に設置された駅で、地元のデベロッパーや瓦木村などが資金を提供して設置されたといわれています。当初瓦木という駅名が予定されていましたが、最終的に現在の甲子園口に落ち着いたのは、すでに甲子園の知名度が高かったためでしょう。

1934年7月20日
開業。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。
2014年3月22日
北口新駅舎供用開始[1]
2014年8月1日
南口新駅舎供用開始[2]
2015年7月7日
南口駅ビル「ビエラ甲子園口」オープン[3]

周辺の見どころ

確認中。

  1. JR西日本プレスリリース「JR甲子園口駅ビル 平成27年7月7日(火曜日)に開業!」 (2015年6月25日)。

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