大阪府と和歌山県の境を2本の長大トンネルで越え、和歌山県に入って下り坂になると、ほどなく紀見峠に到着します。駅名のとおり、“峠の駅”を思わせる雰囲気があります。
相対式ホーム2面2線から成る地平駅で、下りホーム中ほどに駅本屋があります。川が形成した緩やかな崖の上に駅が設置されているため、駅舎はホームよりも低いところに位置しています。
駅舎は木造平屋建てスレート葺きの小ぶりなものです。おそらく開業当初からのものと思われ、特に着飾ったところのない、普段着の民家といった趣です。ぬっと天を衝くような車寄せがおもしろいところ。
駅前は谷になっており、かつて峠越えのための拠点であっただろう集落が形成されています。
駅の東側には、紀見が丘住宅地など新興住宅地が広がっていますが、駅とは丘陵地帯を挟んで反対側に位置していることに加え、紀見峠周辺の道路が狭く路線バスの往来が難しいこともあって、これらの住宅地は国道を経由して林間田園都市駅との間でバス連絡となっています。
停車列車 [2011年2月現在]
急行以下の各列車が停車します。
乗り場
東側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.高野線下り 橋本、極楽橋方面
- 2.高野線上り 岸里玉出、難波方面
駅名の由来
確認中。
歴史
詳細は確認中。
- 【1915年3月11日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。