漁港が近くにあります
内浦湾に沿って、急ではないものの崖ができているところに、国道5号線と函館本線が平行して進んでいきますが、国道沿いに民家がぽつぽつ並び、右手に漁港が見えてくると、ほどなく本石倉駅となります。
内浦湾に沿って、急ではないものの崖ができているところに、国道5号線と函館本線が平行して進んでいきますが、国道沿いに民家がぽつぽつ並び、右手に漁港が見えてくると、ほどなく本石倉駅となります。
崖という表現を使いましたが、西側にある丘陵自体はさほど高いものではなく、傾斜も比較的緩やかです。それでも丘陵から海までの距離があまりなく、ここに主要国道と函館本線がひしめいており、いささか窮屈な印象があります。そんな地形のためか、この本石倉駅の前後はトンネルになっています。
相対式ホーム2面2線から成る駅です。両ホームの間を結ぶ連絡通路はなく、各ホームからそれぞれ道路へ直接出入りする構造になっています。
上りホームからは直接国道へと通じる階段で出入りします。階段には上屋がありますが、待合室などはありません。桂川駅と似たような印象を受けます。
いっぽう丘陵側にある下りホームからは、ホーム柵がないところから直接フラットに出入りできます。出口の脇には木造モルタルの待合室があり、出口側とホーム側の双方から出入りできます。
待合室の中に入ると、据え付け式の木製ベンチがあり、内部はきれいに清掃されています。事務所スペースが皆無ということもあり、外見よりも広々としています。
下りホームから外に出ると、郵便局と民家が一軒あるのみで、丘陵側へは道がありません。ここから外に出るには、U字状の通路で函館本線をアンダークロスし、国道側に出る必要があります。
もともと信号場兼仮乗降場だったものが、JR発足時に駅に格上げされたという経緯によるもので、このため駅周辺から見ても駅の存在があまり感じられなかったのが実のところです。利用者もあまり多いようではなさそうで、私が訪れたときには、駅へのアプローチは雪で埋まっており、特に下りホームへの通路は凍結していて通行が困難な状態でした。
駅の近くには漁港があり、
普通列車のみが停車し、特急、急行および快速「アイリス」は通過します。
番線表示は確認できませんでした。
確認中。
信号場が仮乗降場となり、JR化に際して駅に昇格したものです。
確認中。